これから転職活動を始めようというエンジニアの方でも、まだ活動全体の流れを把握していない人は意外と少なくありません。しかし、自分が今どこにいて、どこに向かっているのかを知ることなく、転職の成功はありえないでしょう。
この記事では、転職活動全体の流れと各段階において注意したいことをまとめています。必要十分な情報がこの記事と関連記事に集約されていますので、すでに転職活動を始めている方も含めて、ぜひご活用ください。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を実施しています。スムーズに転職活動をスタートしたい方、転職を成功させたい方は、お気軽にお問い合わせください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する転職活動全体の概要

転職活動の全体は、下に示した図のようになるのが一般的です。このプロセスを一人で進めるのは大変な作業でしょう。

ただ、はじめて登る山でも経験豊かなガイドと一緒に登れば安心なように、転職活動でもたくさんの事例を把握し、多くの求職者の転職をサポートしてきた転職エージェントと一緒であれば心強いといえます。
ここでは、長くなりがちな転職活動を短期集中で行うべき理由と、転職エージェントをおすすめする理由について解説します。
短期集中がおすすめな理由
転職活動は全体で1ヶ月半~2ヶ月程度、短期集中で進めるのがおすすめです。具体的には、週に3~4社面接を受けるペースで進めましょう。というのも、面接を受けながら転職エージェントからフィードバックを受け、PDCAを回していくことで転職の成功率を高めていくことができるからです。
転職エージェントの利用がおすすめな理由
ここでは転職活動を自分だけで行うのではなく、転職エージェントの活用がおすすめな4つの理由について解説します。
①企業からフィードバックをもらえる
面接を受けて「お見送り」になったとしても、そこで得たことを続く転職活動に活かすことが重要です。しかし、転職エージェントを経由しない場合、自分がなぜ「お見送り」になったのか分からない場合も少なくありません。この点、転職エージェントを経由すれば企業からのフィードバックを受け取ることができ、求職者は次の面接に効果的に活かすことができます。
②企業ごとに面接対策を実施できる
転職エージェントは頻繁に企業と接触し、常に最新の情報を収集しています。自分一人で企業研究するだけでは得られない深みのある情報に基づき、企業ごとのニーズに合わせた面接対策ができます。
③自分が想定していないキャリアも提案してもらえる
自分一人だけでは、転職市場における自分の価値を客観的に把握することは困難です。しかし、転職エージェントに相談すれば、自分が考えていなかったような別の視点からキャリアの提案をしてもらえます。
④年収交渉がやりやすい
年収は求職者にとって非常に重要な要素の一つ。適切なタイミングで適切なアプローチで企業側と年収交渉することが大切です。ただ、自分だけでそれをやろうとするとタイミングを見誤ってしまうこともあります。
転職エージェントはエンジニアの経験、スキル、年齢など複数の要素から、それぞれが求めることができる年収の「相場」を把握しています。そのため、求職者が一人で企業と交渉するよりもはるかに効率的なアプローチで、タイミングを見計らって年収交渉することが可能です。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。転職活動の流れについてプロに相談したい方は、お気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する1. 面談(キャリア面談)

面談とは?
ここでいう面談(キャリア面談)とは、企業との面談ではなく、転職エージェントなどエンジニアとしてのキャリアを専門としているカウンセラーやコンサルタントとの面談です。キャリア面談を受けることで、ここから始まる転職活動の方向性を定めることができます。有料でのみキャリア面談を受け付ける転職エージェントもあれば、無料のキャリア面談を実施しているところもあります。
面談におけるポイント
転職エージェントとのキャリア面談は気軽に受けてみましょう。特段何か準備が必要になるわけではありません。
ただ、履歴書や職務経歴書、スキルシートなどがあると転職エージェントが求職者の適性や強み、市場価値をより高い精度で理解することが可能になります。転職のプロであるエージェントは多くの事例を把握しているため、どんな書類であっても目を通せば、求職者が内定をもらえそうな企業を見定めることができます。一旦、手元にある書類を送ることで、転職エージェントの提案の精度は変わるはずです。
スムーズに転職活動をスタートさせたいけど、どうしたらいいか分からず悩んでいる方はいませんか? キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。無料会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する2. 求人提案

求人提案とは?
求人提案とは、転職エージェントとの面談を通じてヒアリングしたニーズや希望に基づいて、求職者に適切な企業を提案することです。
求人提案におけるポイント
転職エージェントが転職市場に精通しているからといって、すべて相手任せにする必要はありませんし、するべきでもありません。適宜、転職エージェントに対して、求職者の側から積極的に自分の希望を伝えるようにしましょう。相談せずに自己応募してしまうと、一定期間応募が制限される企業もあり、転職エージェントとしてサポートが難しくなる場合もあるため、密なコミュニケーションは必須です。
また、複数のエージェントを利用するケースもあり、他社の利用について話すのを気まずく感じる方もおられるかもしれません。しかし、隠し事はせずにありのままを伝えれば信頼関係を構築しやすいですし、誤解が生まれることも避けられます。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。多くの企業情報を把握していることから、高い精度で求人提案が可能です。こちらからお気軽にご相談ください。
転職エージェントに聞くべきことを知りたい方は、こちらの記事も参考に。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する3. 書類作成・添削

書類作成・添削とは?
エンジニアの転職活動における書類作成には、主に履歴書と職務経歴書が挙げられます。自己流で準備するのではなく、転職エージェントに客観的な視点からチェックしてもらい、必要な添削をしてもらうことで書類準備のクオリティがアップします。
書類作成・添削におけるポイント
履歴書には定型のフォーマットがありますが、職務経歴書の作成は求職者の裁量に任されている部分があり、自由度が高いといえます。とはいえ、注意すべきなのは、自分が作りやすいかどうかではなく、採用担当者が見やすいフォーマットを選ぶということです。
例えば、notionやSESのスキルシートは採用担当者が慣れておらず見づらいため、書類はExcelやWord、スプレッドシートなどで作成することをおすすめします。また、SESのスキルシートでこれまでの職歴や担当プロジェクトの概要が分かっても、採用担当者が最も知りたいと思っている「なぜ」「どのように」取り組んだかに関しては伝わりにくいようです。実際に企業の採用担当者によっては、SESのスキルシートで作成された書類は内容を見ることなく不採用にすることもあるようですので、注意が必要です。
採用担当者は、求職者がこれまで何をしてきたかというよりも、過去に積み上げてきたものを活用して今後は自社の発展にどのように貢献してくれるかに関心があります。そのため、単に過去のプロジェクト名を羅列するだけでなく、各プロジェクトでどのような役割を果たしたかを記入しましょう。また、PLやPMとしての経験があるなら、担当したプロジェクトでどのような課題に取り組み、どのような結果を生み出したのか、できれば数値なども記載しておくとさらに良いでしょう。
また、書類には必ず「志望理由」を書く欄があります。自己応募の場合、20社応募するならすべての企業に対して志望理由を書くべきですが、エージェント経由で応募する場合は必ずしも記入しなくても大丈夫です。
キッカケエージェントではエンジニアに特化したテンプレートをプレゼントしています。職務経歴書など書類作成についてプロに相談したい方は、こちらからお気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する4. 応募・書類選考

応募・書類選考とは?
カジュアル面談で話が盛り上がっても、書類選考で不採用になれば貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。それを避けるためには、書類選考で内定の可能性がある程度高い企業に絞ってカジュアル面談を受けることです。
例え、書類選考に通ったからといって、すべての面接を受けなければならないわけではありません。書類選考に通った会社のうち、何社面接を受けるかは転職エージェントとも相談しながら、戦略的に進めると良いでしょう。
応募・書類選考におけるポイント
現在(2024年10月時点)の転職市場では、3~5年の開発経験がある方が20社応募して1社内定が出るか出ないかという状況です。そのため、応募はできるだけ幅広くし、15~20社応募するよう検討してみることをおすすめします。現在の市況感から見るに「フルリモートを希望」「絶対に事業会社に就職したい」という条件をつけると、30~40社応募することが必要かもしれません。
転職活動をスムーズに進めるには、エージェント経由の応募が効果的です。キッカケエージェントでは、エンジニアの転職を手厚くサポートします。興味のある方はこちらからお気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する5. カジュアル面談

カジュアル面談とは?
カジュアル面談とは、選考の場とは別に求職者と企業がカジュアルに話し、相互理解を深め合う機会のことです。求職者はカジュアル面談を通じて志望先の企業の業務内容やカルチャー、人間関係などについてより深掘りできますし、企業側も自社の魅力や課題などをざっくばらんに求職者に伝えることができ、相互にコミュニケーションを促進することができます。
カジュアル面談は求職者、企業側双方にメリットがあるため、実施する会社も増えています。例えば、カジュアル面談で企業のことを深く理解した上で入社すれば、ミスマッチの防止にもつながります。また、企業側の視点からみれば、たくさんの求職者と接点ができるため、欲しい人材、優秀な人材を絞り込むことができるのです。
カジュアル面談におけるポイント
中にはカジュアル面談を会社説明会のように「受身」にとらえている方もおられるかもしれません。しかし、カジュアル面談を最大限に活用するためには、求職者の側に能動的な意識とそれなりの心の準備が求められます。
具体的には、企業がシステム面で困っていることや組織面の課題を仮説を立てながらヒアリングすることが大切です。企業が人材募集しているのには必ず理由があるため、その募集背景を理解した上で面接に進むかどうかで、通過率がかなり変わってきます。
カジュアル面談に参加する方法は一般的に2つあります。自分から申し込むか、企業からスカウトされるパターンです。後者の場合、転職エージェント経由でスカウトされる場合もあります。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。新規会員登録してくださった方には「カジュアル面談質問リスト」をプレゼント。こちらからお気軽にお申込みください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する6. 面接の日程調整

面接の日程調整とは?
短期集中で転職活動を進めるにあたっては、面接の日程調整も重要になってきます。基本的に企業の営業時間内に面接を行うため、仕事をしながら転職活動をする場合は早めに退社をするなどの勤務時間の調整が避けられません。
面接の日程調整におけるポイント
できるだけ現在の仕事に影響が出ないようにするためには12時~13時の休憩時間に面接を設定したり、19時以降は残業しないようにしたりするなどの工夫が必要になるでしょう。ただ、現在のエンジニア転職における面接は9割がオンライン面接のため、調整の負荷は対面よりも随分少ないものと思われます。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。面接対策についてプロに相談したい方はこちらからお気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する7. 面接対策

面接対策とは?
面接は、転職活動の中でも天王山というべきプロセスです。面接で想定される質問について答えを準備しておくことは大切ですが、記憶したことをただ答えているだけでは採用担当者の心を動かすことはできません。
また、エンジニアとしてのスキルや経験だけでなく、面接ではヒューマンスキルも自ずから明らかになります。さらに服装や身だしなみにも気を配り、好印象を持ってもらうことも必要です。エンジニアとしての面接対策には幅広く多くのことが求められるのです。
面接対策におけるポイント
漠然と面接対策をするのではなく、志望している企業に合わせたロールプレイングや想定される質問への回答の準備が必要です。この点でも、転職エージェントは各企業に合わせた面接対策をしてくれます。また、想定される質問に対する答えをまとめた資料を送れば、添削もしてくれます。それらのサービスを活用することで面接の成功率を上げられるでしょう。
キッカケエージェントでは各企業ごとに面接対策を実施しています。面接対策についてプロに相談したい方はお気軽にご相談ください。新規会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する8. 面接

面接とは?
面接とは、企業が求職者のスキルや適性を評価し、自社にとって必要な人材かを見極める選考方法です。1回だけで終了せず、一次面接、二次面接、最終面接と段階を経て選考手続きが進むこともあります。書類選考に加えて、面接は求職者がエンジニアとしての自分をアピールする場です。自分が入社することで相手の企業が抱えている課題を解決し、売上アップにも貢献できることを採用担当者に「売り込む」場といっても良いでしょう。
面接におけるポイント
採用担当者がチェックしているポイント
面接は自己アピールの機会ですが、単に一方的に自分の熱い思いを語る場ではないことを覚えておきましょう。採用担当者がチェックしているポイントは主に以下の通りです。
- 即戦力として自社の課題解決に貢献してくれるか?
- 社風やカルチャーにフィットして、他のメンバーと協力関係を築けそうか?
- 自分の意思を的確に分かりやすく伝えられるか?
面接の際は上記のようなポイントを念頭に置きながら、自分が志望企業のニーズに答えられる人材であることをアピールするようにします。
オンライン面接のポイントとは?
現在、多くの企業はオンライン面接を実施しています。そのため、オンラインに合わせた準備が必須です。社会人として最低限のマナーですが、オンラインであっても開始時間には決して遅れないようにしましょう。
例えば、直前になって発行されていたURLが見つからない、パスワードが分からずログインできないといったトラブルがないように注意します。また、面接の際に使用するツール(Zoom、GoogleMeetなど)のアプリをダウンロードし、きちんとログインできるかを十分前もって確認しておきましょう。さらに何かあった場合にすぐに採用担当者に連絡できるよう、緊急連絡先は別途メモしておくことをおすすめします。
オンライン面接の場合はネットワーク環境を整えておくことも大切です。また、マイクのセッティングや画面の背景(バーチャル背景やぼかしなど)にも気を配りましょう。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。各企業に合わせた面接対策も実施。新規会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する9. 内定

内定とは?
一般に使用される「内定」とは、企業から内定通知書(採用条件通知書)が発行されたタイミングを指します。この段階では労働契約上の「内定」は成立していません。
労働契約上の「内定」とは、企業から内定通知書(採用条件通知書)が送付され、求職者がその内容に同意し、入社することを承諾した時点を指します。この時点以降、退職交渉や他社選考の辞退などの手続きを進めることになります。
内定におけるポイント
企業から電話で通知されるなど、内定を伝えられただけでは不十分です。必ず書類を送付してもらいましょう。そうでないと、企業側から一方的に取消を宣告されても文句が言えません。
ただ、内定通知が来たらすぐに回答しなければならないと考える必要はありません。内定通知後1~2週間は承諾するかどうかを考えることができますので、焦る必要はないでしょう。
さらに求職者としては、内定後には入社後の勤務環境や人間関係について知りたいはずです。内定後、労働条件と入社意思のすり合わせを行うためにオファー面談の機会を活用しましょう。あるいは、入社後に共に働く同じレイヤーの方との社員面談を設定することもできますし、オフラインで上司や同僚との会食の機会を持つことも可能です。入社後のギャップをできるだけなくすために、積極的に新しいメンバーと知り合う機会を持つようにしましょう。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。内定後から入社のスタートをスムーズに切れるようにしっかりとサポートします。無料会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する10. 年収交渉

年収交渉とは?
年収交渉とは、転職において希望する年収を企業側と交渉することです。年収交渉をするにあたっては自分のスキルや強みを客観的に分析して、どれだけの市場価値を持つか明確な根拠が必要です。ただ、年収相場も常に変動するため、転職市場に精通している転職エージェントのサポートがあれば、自信をもって年収交渉がしやすくなります。
年収交渉におけるポイント
年収交渉において大切なポイントは、どのタイミングで企業側に切り出すかという点です。もっとも一般的なのは、最終面接の手前のタイミングで年収交渉をすることです。
状況によっては、内定前に強気で交渉すると、内定が流れてしまうケースもあります。その場合は先に内定が決まってから、その後に年収交渉をしたほうが求職者側にとって有利なこともあるでしょう。さらに、高いスキルをお持ちの方で「年収がいくら以上であれば転職する」という明確な根拠と意思がある人なら、応募の時点で年収交渉を転職エージェント経由で行うことが可能です。
どのタイミングで年収交渉をしたほうが良いかは百戦錬磨の転職エージェントの知恵を借りるのが近道かもしれません。人によってケースバイケースなので、迷うようなら相談してみましょう。
キッカケエージェントでは、求職者にとって最も適切なタイミングで年収交渉を行えるようにサポートします。こちらからお気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する11. 内定承諾

内定承諾とは?
企業から送付される内定承諾書は、前述した内定通知書と明確に区別しなければなりません。内定通知書はあくまでも内定の事実を通知する書類で、求職者はそれに対して返送する義務はありません。それに対して、内定承諾書は求職者から企業に提出される書類で、企業側に内定を承諾したことを明確に意思表示するものであり、入社への誓約ともみなされます。
ただし、内定承諾書を提出したからといって入社に法的拘束力が生まれるわけではありません。そのため、内定承諾書を提出していても、入社の2週間前までに申し出をすれば法的には問題ないとされています。
もっとも、実際問題としては、法的に問題がないといっても企業側は多くの採用コストをかけているため、安易に辞退することは避けたいところです。
内定承諾におけるポイント
退職日が確定していないと内定承諾してはいけないと考えている方がおられます。入社のタイミングは相談できます。入社予定の企業側を待たせて迷惑をかけてしまうことを過度に心配する必要はありませんが、自分に求められている役割やポジションに配慮して、スムーズな入社ができる配慮も必要です。入社のタイミングの調整が難しいようなら、経験豊富な転職エージェントに相談すれば、サポートしてくれるでしょう。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。内定承諾についてのさまざまな悩みについてもプロに相談できます。新規会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する関連記事
12. 退職交渉

退職交渉とは?
退職交渉とは、上長に「退職を許してもらえるよう」交渉するわけではありません。退職は決定事項として伝え、できるだけ円満に退職できるように退職日や引継ぎの相談をします。
引継ぎまでどのくらいの時間をかけるか、業務内容やポジションによって大きく変わるはずですが、管理者クラスの場合でも長くても3ヶ月を目安に調整しましょう。入社予定の企業も新しいプロジェクトのためにチームを編成したり、仕事の内容を調整したりしてくれているかもしれません。引継ぎを丁寧にすることも大切ですが、あまりにも時間をかけると転職後の新たな業務にも影響が出てしまう可能性があります。
また、退職時に必ず受け取るべき書類があることも覚えておきましょう。「雇用保険被保険者証」「年金手帳(基礎年金番号通知書)」「源泉徴収票」です。必要に応じて受け取る書類には「離職票」「退職証明書」「厚生年金基金加入員証」などがあります。
退職交渉におけるポイント
退職の意思を明らかにした場合、引き止められるケースも考えられます。その場合、大切なのは確固たる意志を持つことです。退職に関しては承諾を求めるというよりは、決定事項を伝えるつもりで臨みましょう。
退職するのに上長や経営者の同意は必要ありません。後々のトラブルを避けるために、退職する意思を明確にしたものをメールや文書などテキストベースで送って証拠を残しておくと良いでしょう。
キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を行っています。転職活動の流れについてプロに相談したい方は、こちらからお気軽にご相談ください。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談するまとめ

面談からスタートして、退職交渉まで全部で12のステップについて取り上げました。人生において転職活動は、そう何度も経験するわけではないでしょう。そのため、段取りが分からず戸惑ってしまうことも少なからずあるはずです。
この記事で取り上げたことを漏れなく抜けなくやり遂げることは、決して簡単なことではありません。何が何でも一人で立ち向かうのも一つの方法ですが、転職活動をスムーズに成功させるため、経験豊富な転職エージェントのサポートを受けながら進めていくことで、いろいろな不安を軽減できるはずです。
キッカケエージェントは常に転職市場のトレンドを把握し、さまざまなIT企業と頻繁にコンタクトをとっています。また、これまで多くのITエンジニアの転職をサポートしてきた実績を活かし、転職活動で直面するであろうトラブル解決をお手伝いします。
いますぐ転職を考えているかは別にして、まずは気軽に無料のキャリア面談を申し込んでみませんか。転職にまつわる不安や、あなたのキャリアパスや夢、実現したいことについて是非お聞かせください。無料会員登録はこちらから。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する関連動画
転職のミスマッチをゼロにする
キッカケエージェントは、あなたのオンリーワンのエンジニアキャリアを共創します
今の時点でご経験をされている言語や技術要素に関係なく、
① 技術を通じてユーザーやお客様にとって使いやすいサービスの実現に興味があるエンジニアの方
② 興味・関心がある技術について自ら学ぶ意欲をお持ちの方
上記に当てはまる方でしたら、素晴らしい企業とのマッチングをお手伝いできる可能性が高いです。
ITエンジニア転職のプロに
今すぐ無料で相談する