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インフラエンジニアの職務経歴書の書き方と見本|最終チェックリスト付き

インフラエンジニアの職務経歴書の書き方と見本|最終チェックリスト付き

最終更新日:2025.12.29

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「AWSの経験が少ないと、書類選考で落とされるんじゃないか……」
「オンプレの経験はあるけど、クラウド実務が浅くて職務経歴書に何を書けばいいかわからない」

このように不安を感じている方は多くいます。実際、SIerでオンプレミス環境の構築経験を4~6年積んできた中堅エンジニアでも、クラウド実務経験が浅いために市場価値に自信が持てず、職務経歴書の書き方で悩んでしまうケースは少なくありません。

しかし、オンプレミスで培った設計力や冗長化構成の考え方、障害対応力はクラウド環境でも十分に活かせる普遍的なスキルです。

そこで今回は、転職で役立つ「インフラエンジニアの職務経歴書の書き方と見本」を解説します。その他、「書類通過率を高める書き方」や「タイプ別の自己PR」、「NGな書き方」まで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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インフラエンジニア専用の職務経歴書テンプレート

インフラエンジニア特化版テンプレート

インフラエンジニアが職務経歴書を書く際は、技術環境やプロジェクト規模を明確に示せる特化型のテンプレートを使うようにしましょう。以下のテンプレートをベースに、自分の経験を当てはめていってください。

職務経歴書の基本構成
1.職務要約(3~5行)
2.活かせるスキルと経験
 ・OS・ミドルウェア
 ・ネットワーク/セキュリティクラウド
 ・仮想化開発/自動化ツール
3.職務経歴詳細(プロジェクト単位)
 ・プロジェクト概要
 ・担当期間/役割
 ・技術環境
 ・実績/成果
4.保有資格/学習状況
5.自己PR

上記のテンプレートを使うと、採用担当者が見やすい形式で職務経歴書を作成できます。特に「技術環境」を記載する欄は、インフラエンジニアとしての技術の幅と深さが伝わりやすいので、必ず作っておきましょう。

汎用的に使える標準テンプレート

インフラエンジニアに限らず、どの職種でも使える汎用的なテンプレートもあります。自社開発企業やスタートアップなど、職種の垣根が曖昧な企業に応募する場合は、以下のテンプレートを参考に職務経歴書を作ってみましょう。

標準テンプレートの基本構成
1.職務要約
2.職務経歴(企業単位・時系列)
 ・会社概要
 ・在籍期間
 ・業務内容
 ・実績
3.活かせる経験・知識・技術
4.保有資格
5.自己PR

上記のような標準的なテンプレートは、企業やプロジェクトの変遷を時系列で示すため、キャリアの流れがわかりやすい特徴があります。

ただし、インフラエンジニアの場合、技術環境の詳細が見えにくくなる点には注意が必要です。業務内容の中で、技術スタックを明確に記載するなどの工夫をすると良いでしょう。

また、他職種の職務経歴書の書き方を参考にするのもおすすめです。キッカケエージェントでは「SESの職務経歴書の書き方」や「社内SEの職務経歴書の書き方」も解説していますので、どう書けばいいのか迷った場合は、そちらも参考にしてみてください。

より個人に即した職務経歴書のテンプレートを知りたい方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、個人に合わせた職務経歴書の書き方をご提案いたします。

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採用担当が見ているのは再現性と技術の解像度

何をやってきたかよりもどんな環境でどう動いたか

採用担当者が職務経歴書で最も重視するのは、「何をしたか」ではなく、「どんな環境で、どんな制約の中で、どう判断して動いたか」です。同じ「サーバー構築」でも、その背景と意図を明確にすることで、より技術的判断力が伝わります。

例えば、単に「Linuxサーバーを構築しました」ではなく、「金融系システムで高可用性が求められる環境において、Pacemakerによるクラスタ構成を設計し、自動フェイルオーバーを実装しました」と書いた方が、技術の解像度が上がります。

このように、「なぜその技術を選んだのか」「どんな課題を解決したのか」を明確にすると、採用担当者が「この人なら自社でも同じように判断し、成果を出してくれる」と判断しやすくなります

マネジメントなどヒューマンスキルも評価対象

中堅エンジニア(4~6年目)には、技術力だけでなく、プロジェクトマネジメントやチームリーダーシップといったヒューマンスキルも求められます。直接的なマネジメント経験がなくても、ベンダーとの調整や後輩への技術指導、プロジェクト内での技術的リーダーシップといった経験は評価されるため、職務経歴書には必ず記載するようにしましょう

例えば、「3名のチームで開発を担当」だけでなく、「3名のチームでサーバー構築を主導し、メンバーへのタスク割り振りと進捗管理を実施。ベンダーとの技術調整も担当し、予定通りのリリースを実現した」と書く方が、技術力とヒューマンスキルの両方を示せます。

障害発生時の関係者調整や顧客への説明、運用手順の標準化など、技術以外の側面も積極的に記載すると、キャリアアップにも繋がります。

採用担当がどのようなポイントを見ているのか具体的に知りたい方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、採用担当が注視しているポイントを、具体的にお伝えします。

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インフラエンジニアの書類通過率を高める職務経歴書の書き方

職務要約:キャリアの全体像を3行で伝える

職務要約は、キャリアの全体像を3行で伝えるようにしましょう。採用担当者が最初に目を通す重要な部分であるため、キャリアの全体像を簡潔に示し、興味を引くことができれば、経歴詳細まで読んでもらえる確率が高まります。例えば、以下のような形です。

職務要約の例
SIerにてインフラエンジニアとして5年間、金融・製造業向けシステムの設計から運用まで担当。高可用性システムの冗長化設計を得意とし、現在はAWS認定資格を取得しクラウド技術習得に注力しています。

この例では、業界(金融・製造)、担当領域(設計~運用)、強み(冗長化設計・障害対応)、今後の方向性(クラウド)を明確にしています。

まずは職務要約で全体像を伝え、採用担当者に「この先を読みたい」と思わせられるかを意識してみましょう。

活かせるスキルと経験をカテゴリ分けして整理する

職務要約の次は、現在持っている技術スキルを一覧で記載します。わかりやすいよう技術をカテゴリ分けし、採用担当者が一目で技術の幅と深さを理解できる形にしましょう。例えば、以下のような形です。

【活かせるスキルの記載例】

カテゴリ技術・ツール経験年数・習熟度
OSLinux(CentOS、RHEL)、WindowsServer5年・実務レベル
仮想化VMware vSphere、Hyper-V4年・設計~構築
ネットワークCisco(Catalyst、ASA)、Juniper3年・基本設計
データベースOracle、MySQL、PostgreSQL3年・構築~運用
クラウドAWS(EC2、VPC、RDS、S3)1年・学習中
監視・運用Zabbix、Nagios、JP15年・運用設計
その他Ansible、Terraform半年・学習中

このように整理すると、オンプレミスでの豊富な経験と、クラウドへの学習意欲が同時に伝わります。学習しているものは学習中と明記し、成長意欲があるとアピールもしましょう。

経歴詳細:プロジェクト単位で環境と実績を数値化

経歴詳細では、プロジェクト単位で「どんな環境で、何を担当し、どんな成果を出したか」を数字を使って具体的に記載します。職務経歴書の核となる部分です。以下を参考に作成してみましょう。

【経歴詳細の記載例】
【プロジェクト名】金融機関向け勘定系システム基盤構築
● 担当期間:2022年4月~2023年3月(1年間)
● 役割:サーバー設計・構築担当(チーム5名)
● プロジェクト概要:地方銀行の勘定系システムリプレイスに伴うインフラ基盤構築
● 技術環境 OS:RHEL 8.x
 ・仮想化:VMware vSphere 7.0
 ・DB:Oracle Database 19c
 ・ネットワーク:Cisco Catalyst 9300
 ・監視:Zabbix 5.0
● 担当業務
 ・サーバー基本設計(冗長化構成の検討・提案)
 ・VMware環境の構築・設定
 ・Oracle RACの構築・性能チューニング
 ・運用監視設計・Zabbix設定
● 実績・成果
 ・高可用性を実現するクラスタ構成を設計し、稼働率99.95%を達成
 ・性能要件(1秒間に500トランザクション処理)を満たす構成を実現
 ・運用手順書を作成し、引き継ぎ期間を従来の半分に短縮

上記のように書くと、プロジェクトの規模感や技術環境の詳細、役割、具体的な成果が明確に伝わります。さらに数値を入れて、説得力も上げるようにしましょう。

実際に書類通過率が高まっている職務経歴書になっているか不安な方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、第三者の視点で添削し、サポートいたします。

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タイプ別インフラエンジニアの自己PRの書き方

技術志向:新技術のキャッチアップと深掘りを軸にする

技術の深さを追求することに喜びを感じるタイプの方は、特定技術への深い理解と新技術への学習意欲を軸に、自己PRを構成しましょう。オンプレミスでの専門性を示しつつ、クラウドなどの新技術にも積極的に取り組んでいる姿勢を伝える形です。以下の例文を参考にしてみてください。

【技術志向の自己PR例】
「私の強みは、技術の本質を深く理解し、最適な設計を提案する力です。

オンプレミス環境で5年間、Linux・VMware・Oracleを中心に設計から運用まで担当し、特に高可用性システムの冗長化設計を得意としています。この経験で培った『障害時の影響範囲を最小化する設計思想』は、クラウド環境でも応用可能だと考えています。

現在はAWS認定資格(SAA)を取得し、Multi-AZ構成やAuto Scalingなど、クラウドならではの冗長化手法を学習中です。貴社では、オンプレミスで培った設計力を活かしながらクラウド技術を習得し、ハイブリッド環境の最適化に貢献したいと考えています。」

このように、オンプレミスでの専門性をベースに、クラウドへの応用力と学習意欲を示すと、技術志向のエンジニアとして評価されるでしょう。

効率化志向:SRE/DevOps的な視点を軸にする

運用効率の向上や自動化に興味があるタイプの方は、SRE/DevOps的な視点が重要です。システムの信頼性向上と運用の効率化を軸に、自己PRを構成しましょう。プロセス改善や工数削減の実績を強調すると効果的です。以下の例文を参考にしてみてください。

【効率化志向の自己PR例】
「私の強みは、運用効率を継続的に改善し、チーム全体の生産性を向上させることです。

オンプレミス環境での運用経験を通じて、手作業によるオペレーションミスや属人化の課題を痛感し、自動化と標準化に取り組んできました。具体的な取り組みとして、サーバー構築手順をAnsibleで自動化し、環境構築時間を3日から3時間に短縮しました。

また、運用手順を標準化・ドキュメント化することで、引き継ぎ期間を半減させることにも成功しています。現在はTerraformを学習中で、IaCによるインフラのコード管理を目指しています。貴社では、SRE的な視点でシステムの信頼性向上と運用効率化に貢献したいと考えています。」

このように、効率化の実績と数値を示すと、SRE/DevOps志向のエンジニアとして評価されるでしょう。

折衝志向:ベンダーコントロールと顧客調整を軸にする

顧客やベンダーとのコミュニケーションが得意なタイプの方は、折衝力と調整力を軸に自己PRを構成しましょう。技術力だけでなく、プロジェクトを円滑に進める能力をアピールする形です。以下の例文を参考にしてみてください。

【折衝志向の自己PR例】
「私の強みは、技術的知識を持ちながら、顧客やベンダーとの調整を円滑に進める力です。

SIerで5年間、金融・製造業向けのインフラプロジェクトに参画し、要件定義から運用まで顧客と密にコミュニケーションを取りながら進めてきました。特に、複数ベンダーが関わる大規模プロジェクトにおいて技術的な調整役を担い、各ベンダーの作業を統制しました。

また、障害発生時には顧客への状況説明と復旧見込みの報告を担当し、信頼関係の構築もしてきました。技術力だけでなく、関係者をまとめる調整力こそが私の強みです。貴社では、プロジェクトマネージャーやテクニカルリードとして、技術と折衝の両面で貢献したいと考えています。」

このように、技術力と折衝力の両立をアピールすると、マネジメント志向のキャリアパスにも対応できる人材として評価されるでしょう。

自分がどのタイプかわからない、タイプに即した自己PRが書けているのか不安な方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、プロの視点で添削し、アドバイスします。

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インフラエンジニアの職務経歴書NGチェックリスト

技術キーワードの羅列になっている

多くのエンジニアが職務経歴書を書く際にやりがちなのが、「Linux、WindowsServer、VMware、Cisco、Oracle、MySQL」と技術キーワードを羅列してしまうパターンです。しかしこれでは、その技術をどの程度理解し、どう活用したのかが伝わりません。

採用担当者にわかりやすいようにするには、以下のような書き方を心がけましょう。

【NG例】
「担当技術:Linux、Windows Server、VMware、Oracle、MySQL、Cisco、Zabbix」
【改善例】
「OS:Linux(CentOS/RHEL)での冗長化構成設計・構築(5年)WindowsServer環境でのAD構築・運用(3年)」

改善例のように書くと、技術名だけでなく「何をしたか」「どのくらいの経験か」が明確になります。技術キーワードは、必ず経験内容とセットで記載しましょう

また、単にキーワードを並べるのではなく、カテゴリ分けして整理すると、技術の幅と深さが伝わります。

レガシー技術のみで学習意欲が感じられない

職務経歴書がレガシー技術のみで、学習意欲が感じられない書き方にならないようにも注意しましょう。オンプレミス環境での経験が豊富でも、それが古い技術ばかりで、新しい技術への学習意欲が見えないと「時代についていけない人材」と判断されるリスクがあります。

特に、クラウドやIaC、コンテナといったモダン技術への関心が全く見えない職務経歴書は評価が下がります。以下を参考に書いてみてください。

【NG例】
・スキル欄にクラウドやモダン技術の記載が一切ない
・最近のプロジェクトでも古い技術スタックしか扱っていない
・資格欄が空白、または10年以上前の資格のみ
【改善策】
・「学習中」の項目を設け、クラウド(AWS/Azure)やIaC(Terraform/Ansible)を記載
・取得済み・取得予定の資格を明記(AWS認定、LinuC、CCNAなど)
・業務外での学習(Udemy、Qiita記事執筆、個人プロジェクトなど)を記載

オンプレミスの経験は強みですが、それだけではアピール要素として不十分です。「これまでの経験+これから習得する技術」を明記した方が、成長意欲のある人材として評価されます。

エンジニアに学習は不可欠です。学習中であることを恥じる必要はなく、むしろ積極的にアピールしましょう。

もし、職務経歴書を書いたがどの部分がNGなのかわからないという方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、プロの視点で職務経歴書を添削、アドバイスいたします。

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職務経歴書で悩んだ時は遠慮せずプロに頼ろう

職務経歴書の作成は、自分では客観的な評価が難しいものです。何が強みなのか、どう書けば伝わるのか悩んでしまうのも仕方ありません。特にオンプレミス中心の経験しかなく、クラウド実務が浅い場合、自分の市場価値を過小評価してしまいがちです。

そんな時は、IT業界に特化した転職エージェントへの相談も検討してみてください。キャリアアドバイザーは、多くのエンジニアの転職を支援してきた経験から、一人ひとりの経歴の中から市場価値の高いスキルや実績を見つけ出し、効果的な職務経歴書の作成をサポートしてくれます。

中でもキッカケエージェントでは、「転職でのミスマッチをゼロにする」をコンセプトに、ITエンジニアに特化したキャリアアドバイザーが、職務経歴書の添削から面接対策まで手厚くサポートしております。

「オンプレミス経験をどう表現すればいいか」「クラウド経験の浅さをどうカバーするか」といった具体的なアドバイスも受けられます。無料でご利用いただけますので、職務経歴書に悩んでいる方は、ぜひ1度お気軽にご相談ください。

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IT菩薩モロー

この記事を監修した人

毛呂 淳一朗 「IT菩薩モロー」

YouTubeでITエンジニアの転職やキャリアに関する情報を発信するキャリア系インフルエンサー。YouTubeチャンネル登録者数は3.4万人(2025年4月時点)。

エンジニア採用担当としての経験も豊富で、企業が求める人材や視点も熟知。その経験を活かし、現在はITエンジニア特化のキャリア支援企業「キッカケエージェント」を立ち上げ、月間120人のITエンジニアと面談を行う。エンジニアのキャリア志向と企業課題の解決を両立する最適な人材紹介を提供。

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