「ITコンサルタントの志望動機を書こうとしても、ありきたりな内容になってしまう」
「面接で深掘りされた時に、自信を持って答えられる気がしない」
このように悩んでいる方は多くいます。実際、SIerでSE/PLとして開発経験を積んでいても、志望動機を言語化できず、転職で苦戦する方は少なくありません。
そこで今回は「ITコンサルタントの志望動機の作り方」を解説します。「採用側が見ているポイント」や「エンジニア経験をアピールする例文」まで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
志望動機は「3つのなぜ」を核として組み立てる

なぜ課題解決の手段としてITなのか
志望動機の第一の柱は、なぜ課題解決の手段としてITを選んだのかです。明確にすることで、ITという領域に対する自分の本質的な動機がわかります。
例えば、「開発経験を通じて、ITが業務効率化や意思決定の質向上に、直接貢献できることを実感しました。特に、データ分析基盤を構築した際、経営層の意思決定スピードが2倍に向上し、ITの力でビジネスを変えられることに魅力を感じました」といった形です。
単に「ITが好きだから」ではなく、ITが持つビジネスへの貢献を、具体的なエピソードとともに語ると動機になります。IT領域への本質的な関心があるとも伝えられるため、志望動機に活用していきましょう。
なぜ事業会社やSIerではなくコンサルなのか
第二の柱は、なぜ事業会社やSIerではなくコンサルなのか、です。明確にすることで、ITコンサルタントという職種を選んだ理由を示せます。
例えば、「SIerでは、すでに決まった要件に対してシステムを作ることが中心でした。しかし、顧客と対話する中で、『そもそも何を解決すべきか』という上流の課題設定から関わりたいと感じました。ITコンサルタントなら、経営課題の特定から解決策の提案、実行支援まで狙う機会があり、より本質的な課題解決に貢献できると考えています」といった形です。
SIerでの経験を踏まえ、その限界とITコンサルタントで実現したいことを明確にすると、魅力的な志望動機になります。
なぜ他ファームではなく御社なのか
第三の柱は、なぜ他ファームではなく御社なのかです。明確にすることで、その企業を選んだ理由を伝えられ、志望度の高さをアピールできます。
例えば、「貴社は金融業界のDX支援に強みを持ち、特に業務改革とIT導入を一体で推進する実績があります。私はSIerで銀行向けシステム開発を5年経験し、金融業界の業務理解があります。この知見を活かし、貴社のプロジェクトで、金融機関の本質的な課題解決に貢献したいと考えています」といった形です。
企業の特徴と自分の経験を結びつけ、なぜその企業でなければならないかを、具体的にしましょう。
自分の志望動機の核を見つけられない方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にご相談ください。元エンジニアのアドバイザーが、一緒に考えます。
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IT活用で経営課題の解決を支援する役割
ITコンサルタントは、企業の経営課題や事業課題を、IT技術の活用によって解決する専門家です。単にシステムを導入するだけでなく、そもそも何を解決すべきかという本質的な課題の特定から実行支援まで、一貫して担当します。
経営層と直接対話し、実現したいことを言語化・整理する役割を担うため、ビジネス視点と技術的知見の両方が必要です。
ITコンサルタントへ転職するには、まず仕事内容を正しく理解しましょう。志望動機を作る上で重要な土台になります。
SEとの違いは作る責任か導く責任か
SEとITコンサルタントの最も大きな違いは、担う責任の性質にあります。SEは「決められたシステムを確実に作る」責任を負う仕事です。一方でITコンサルタントは「正しい方向へプロジェクトを導く」責任を負います。
具体的には、SEは要件定義書に基づいて設計・実装を行い、仕様通りに動作することを保証する役割です。一方、ITコンサルタントは、その要件定義の前段階である構想策定から携わり、何を作るべきかを決める立場にあります。さらに、プロジェクト全体のマネジメントや、ステークホルダー間の調整も業務の1つです。
志望動機では、両者の違いを理解した上で、なぜSEではなくITコンサルタントなのかを、明確に語れるようにしましょう。
やりがいもプレッシャーも大きい
ITコンサルタントの仕事は、やりがいが大きい一方で、プレッシャーが大きいのも事実です。経営層と対話しビジネスを動かす手応えはありますが、成果へのプレッシャーも相当なものになります。
例えば、やりがいとしては、自分の提案が企業の業績向上に直結する実感や、市場価値の向上、年収アップのスピード感などです。一方で、クライアントは高い報酬を支払っているため確実な成果を期待しており、結果が出なかったでは済みません。正論だけでは通じない顧客折衝や、終わりのない品質追求といった難しさもあります。
志望動機を作る際は、こうしたやりがいとプレッシャーの両方を理解しなければいけません。そのうえで、それでも挑戦したいという覚悟を示せるかが、採用側に評価されるポイントです。
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再現性|技術力とドキュメント作成力
採用側が志望動機で最も重視するのは、「この人は入社後、実際に活躍してくれるか」という再現性です。そのためには、技術力とドキュメント作成力を具体的に示せるかが重要になります。
技術力とは、エンジニアと対話できるレベルのIT基礎知識と、システムの構成要素や開発プロセスの理解のこと。ドキュメント作成力とは、複雑な情報を整理し、わかりやすく伝える資料作成能力です。
志望動機では、「SIerでの開発経験を通じて、技術的な知見と、設計書・提案資料の作成力を培いました。これらのスキルは、ITコンサルタントとして、顧客に最適な解決策を提案する際に活きると考えています」といった形で、再現性をアピールしましょう。
利他のマインド|顧客・事業への貢献へ
採用側が志望動機で見ているもう1つの重要なポイントは、利他のマインドになります。ITコンサルタントには、自分のためではなく、顧客やその事業のために働く姿勢が求められるためです。
利他のマインドを示すには、「顧客の成功」「事業への貢献」という言葉を、志望動機に盛り込むと良いでしょう。
例えば、「SIerでの開発経験を通じて、顧客のビジネス成功に貢献することに、大きなやりがいを感じました。ITコンサルタントとして、より上流から顧客の経営課題解決に関わり、事業成長に貢献したいと考えています」といった形です。
自分のキャリアアップだけでなく、顧客・事業への貢献を志望動機の軸にすることで、採用側に好印象を与えられます。
採用担当者が見ているポイントをさらに詳しく知りたい方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にご相談ください。元エンジニアのアドバイザーが、具体的な情報をお伝えします。
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「3つのなぜ」を一貫する
面接で崩れない志望動機を作るには、「3つのなぜ」を一貫するようにしましょう。以下の3つを意識してください。
- なぜITなのか
- なぜコンサルなのか
- なぜ御社なのか
これらへの問いが矛盾なく繋がっていると、説得力が生まれます。
例えば、以下のような形です。
【なぜの例】
- なぜITなのか:ITがビジネスを変える力を実感した
- なぜコンサルなのか:上流から課題解決に関わりたい
- なぜ御社なのか:貴社の金融DX支援の実績に魅力を感じた
すべてが一本の線で繋がっているのがわかるかと思います。こうした一貫性があることで、面接で深掘りされても、矛盾なく答えることができ、志望動機の信頼性を高められるでしょう。
なぜ課題解決の手段としてITなのか
| 例文 |
| SIerでの開発経験を通じて、ITが業務効率化だけでなく、経営判断の質を高めることに貢献できると実感しました。特に、データ分析基盤を構築した際、経営層の意思決定スピードが2倍に向上し、ITの力でビジネスを変えられることに魅力を感じました。この経験から、課題解決の手段としてITを活用し、より多くの企業の成長に貢献したいと考えています。 |
「なぜ課題解決の手段としてITなのか」という問いには、例文のようにIT領域への本質的な関心を示しましょう。
具体的なエピソードとともに語ることで、志望動機の説得力が増します。
なぜSIerでも事業会社でもなくコンサルなのか
| 例文 |
| SIerでは、すでに決まった要件に対してシステムを作ることが中心でした。しかし、顧客と対話する中で、「本当に必要な機能はこれなのか?」と疑問を感じることがありました。もっと上流から、「そもそも何を解決すべきか」という課題設定に関わり、本質的な解決策を提案したいと考えました。ITコンサルタントなら、経営課題の特定から実行支援まで一貫して担当でき、より大きなインパクトを生み出せると考えています。 |
「なぜSIerでも事業会社でもなく、コンサルなのか」という問いには、例文を参考にしてみてください。ITコンサルタントを選んだ理由を語りましょう。
SIerの限界と、ITコンサルタントで実現したいことを明確にすることで、志望動機の説得力が増します。
なぜ他ファームではなく御社なのか
| 例文 |
| 貴社は製造業のDX支援に強みを持ち、特に現場改善とIT導入を一体で推進する実績があります。私はSIerで製造業向けシステム開発を3年経験し、製造現場の業務理解があります。貴社の技術ブログを拝見し、『現場の声を聞き、使われるシステムを作る』という姿勢に共感しました。この姿勢は、私がSIerで大切にしてきた、『顧客の業務を理解し、本当に役立つシステムを作る』という考えと一致しています。貴社でこの経験を活かし、製造業の本質的な課題解決に貢献したいと考えています。 |
「なぜ他ファームではなく、御社なのか」という問いには、例文のように、その企業を選んだ理由を具体的に語ります。
その際に重要になるのが、企業研究です。説得力のある内容にするのはもちろん、面接でも好印象を残すために企業研究を深め、自分の経験と結びつけましょう。
特に、最近増えている独立系ファームやブティック系ファームを志望する場合は、その企業の「成長性」や「稼働率の管理体制」に触れるのも有効です。
例えば「社員数が増え続けており活気がある点」や「効率的な働き方を追求し、質の高いアウトプットを重視する姿勢」など、ITコンサルファームごとの特徴(社員数・単価・稼働率)を理解した上での志望理由は、ビジネスセンスの高さとして評価されます。
志望動機が作れているか不安な方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、丁寧に添削いたします。
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今すぐ無料で相談する【例文あり】エンジニア経験をアピールできる志望動機
| 例文 |
| 私は貴社のITコンサルタントとして、顧客の本質的な経営課題解決に貢献したいと考えています。 SIerでシステムエンジニアとして5年間、金融・製造業向けシステムの開発に携わる中で、ITが業務効率化だけでなく、経営判断の質を高めることに貢献できると実感しました。特に、ある銀行向けのデータ分析基盤構築プロジェクトでは、経営層が求める情報をリアルタイムで可視化することで、意思決定スピードが2倍に向上しました。この経験から、ITの力でビジネスを変えられることに魅力を感じました。 しかし、SIerでは、すでに決まった要件に対してシステムを作ることが中心で、『そもそも何を解決すべきか』という上流の課題設定には関われませんでした。もっと本質的な課題解決に関わりたいと考え、ITコンサルタントへの転職を決意しました。 貴社は金融業界のDX支援に強みを持ち、業務改革とIT導入を一体で推進する実績があります。私の金融業界での開発経験と業務理解を活かし、貴社のプロジェクトで顧客の経営課題解決に貢献したいと考えています。 |
上の例文では、3つのなぜが一貫したものとなっており、エンジニア経験を効果的にアピールできます。
志望動機を記入する欄の大きさによっては書き切れない可能性もあるため、適宜アレンジしましょう。
エンジニア経験をアピールできるか不安な方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にお問い合わせください。元エンジニアのアドバイザーが、丁寧に添削いたします。
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今すぐ無料で相談する【例文あり】異業種から挑むポテンシャル採用の志望動機
| 例文 |
| 私は貴社のITコンサルタントとして、顧客の経営課題解決に貢献したいと考えています。 前職では営業として5年間、製造業の顧客に対して、業務効率化ソリューションの提案営業を担当してきました。その中で、顧客の本質的な課題をヒアリングし、最適な解決策を提案することにやりがいを感じました。特に、ある顧客では、『在庫管理が課題』という表面的な要望の裏に、『発注プロセスの属人化』という本質的な課題があることを発見しました。業務フローの見直しとITツール導入を提案し、在庫コストを20%削減した経験があります。 この経験から、課題解決の手段としてのITの力を実感し、より専門的にIT活用による課題解決に携わりたいと考え、ITコンサルタントを目指すことを決意しました。現在は基本情報技術者試験を取得し、IT基礎知識の習得に努めています。 貴社は製造業のDX支援に強みを持ち、特に現場改善とIT導入を一体で推進する実績があります。私の製造業での営業経験と顧客理解を活かし、貴社のプロジェクトで貢献したいと考えています。 |
上の例文では、異業種での経験を課題発見力として翻訳し、ポテンシャルをアピールしています。異業種だからこその強みを見つけ、盛り込んでいきましょう。
自分の経験をアピールできているか不安な方は、下記リンクよりキッカケエージェントへお気軽にご相談ください。元エンジニアのアドバイザーが、丁寧に添削いたします。
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「3つのなぜ」を口頭で繋ぐ
面接では、書類に書いた志望動機を、口頭で3つのなぜを繋ぎながら語るようにしましょう。一つひとつの「なぜ」が独立しているのではなく、一本のストーリーとして繋がっていると示すと効果的です。
例えば、「私がITコンサルタントを志望する理由は3つあります。まず、ITが経営課題解決の強力な手段だと実感したこと。次に、上流から本質的な課題設定に関わりたいと考えたこと。そして、貴社の金融DX支援の実績に魅力を感じたことです」と、最初に全体像を示す形です。
その後、それぞれの「なぜ」を、具体的なエピソードとともに語ると、説得力が増します。一貫性を持って語ることで、面接官に「この人は本気だ」と思わせられるでしょう。
ケース面接の基礎を押さえておく
面接対策として、ケース面接の基礎を押さえておくようにしましょう。ITコンサルタントの面接では、志望動機だけでなく、ケース面接(ビジネス課題を解く面接)が実施される場合があるためです。
ケース面接では、「ある企業の売上を2倍にするには?」といった問いに対して、論理的に考えを整理し、解決策を提案します。ただし、完璧な答えを求められているわけではありません。思考プロセスや論理性が評価されます。
例えば、志望動機で「課題解決がしたい」と語るなら、ケース面接でもその能力を示せるかが重要です。事前にケース面接の対策本やオンライン講座で練習し、基礎的なフレームワーク(MECE、ロジックツリーなど)を理解しておきましょう。
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