転職活動の面接は、事前の対策が非常に重要です。特にエンジニアの場合は志望動機や転職の理由といった一般的な質問に加え、技術的な経験・スキルについても聞かれます。面接で失敗しないために、事前に十分対策しておきましょう。
この記事では、面接・面談における模範となる回答例とNGな回答・改善点、転職面接の流れ、差がつく対策ポイントなどを解説します。
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今すぐ無料で相談する面接でやってしまいがちなダメ回答と改善点8つ

転職面接を何度も経験している人は少ないため、実際の面接でうまく答えられないこともあるでしょう。ここではエンジニアの面接でよくある8つの質問に対して、NG回答と改善点の考え方をそれぞれ紹介します。
また、好意的に捉えられやすい模範的な回答の例とポイントについては次項で解説します。
1. 結論から話さない
質問:技術選定について経験したことはありますか?
ダメ回答:
現在はjQueryで構成された管理画面をNext.jsとTypeScriptでリプレイスするプロジェクトに携わっており、そのプロジェクトのリードエンジニアをしています。その中では〇〇という課題があり、技術選定は私が担当しました。
改善点
経験の有無を聞かれているにもかかわらずプロジェクトの話から始めており、結論ファーストではありません。まずは技術選定の有無を伝え、そのうえでどのように関与していたのか、具体的にどういったものの選定に関与していたのか伝えましょう。
2. 企業選びの軸について
質問:企業選びの軸について教えてください。
ダメ回答:
リモートワークが中心の自社開発企業で働きたいです。なぜなら、SES企業は商流が深く自分から提案できる機会が少ないと感じています。開発環境はレガシーなところが多い印象なので、Go言語やAWSにしっかりと触れるモダンな開発環境の自社開発企業で働くことが私の希望です。
改善点
自分の希望のみを伝えると、事業やサービスの改善に興味がないと思われる懸念があります。事業やサービスの観点で自分自身が貢献できることや、改善したい点を説明しましょう。
3. 転職を検討した理由について
質問:転職を検討した理由を教えてください。
ダメ回答:
現職の年収が市場価値と比べたときに低すぎると感じています。また、上司に「今のプロジェクトはGo言語で技術選定したらどうか」のように提案しているのですが、上司の頭が固く、全然聞いてくれないと感じています。正直、全体的な開発環境はかなりレガシーだと感じているので、もっとモダンな開発環境の企業で働きたいです。
改善点
希望年収を聞かれた際は構いませんが、そうでない場合に年収が低いことを最初に言うのは印象が悪いでしょう。まずは、自分がサービスや開発組織にどう貢献できるか説明しましょう。
また、他責的な発言にも注意が必要です。周りのせいにする傾向があると思われると、企業側にネガティブな印象を与えてしまいます。入社しても愚痴が多く、周囲にもネガティブな影響を及ぼすのではと思われかねません。
4. 志望理由について
質問:当社を志望した理由を教えてください。
ダメ回答:
御社がGo言語とReact・TypeScriptを利用しており、開発環境がモダンなところに魅力を感じています。また、エンタメ系のサービスとお聞きしているので、何となく面白そうだと思いました。
改善点
「〇〇という技術を使っているから志望します」という理由は、志望動機にしない方が良いでしょう。志望動機を伝えるときは、自分自身が企業に対してどういう視点で貢献できるのか、意識したうえで話します。企業理念を確認して、自分のスキルをどのように活かせるか具体例を挙げて説明しましょう。
サービスや事業内容に魅力を感じたことを志望理由にする場合も、企業によっては競合他社のプロダクトと比べて、興味をもった理由を問われます。その場合、競合他社と比べた違いや特徴を十分理解したうえで話す必要があり、より高度な回答が求められます。
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今すぐ無料で相談する5. これまで関わったプロジェクトについて
質問:これまで関わったプロジェクトで印象的だったものはありますか?
ダメ回答:
今はjQueryで構成された管理画面をNext.jsやTypeScriptでリプレイスをするプロジェクトを進めており、リードエンジニアとして働いています。
パフォーマンス改善にも取り組んでおり、そのプロジェクトだとユーザーから見える最初の画面で、ログインまでの時間が遅いことが問題になっていました。そのためパフォーマンスの改善に取り組み、成果を残すことができました。
改善点
職務経歴書に書いてある内容を、そのまま音読したような印象を受けます。具体的な数字やキーワードを入れるとより状況をイメージしやすくなるでしょう。例えば、特に成果の出た案件で「これまで応答に2秒かかってたところを0.2秒に改善できました」のように具体例を挙げて説明できると良いでしょう。
6. 技術選定の経験はありますか?
質問:今までに技術選定の経験はありますか? また、今のプロジェクトで技術選定から任せられるとしたらどう動きますか?
ダメ回答:
上司が決めていて、私はメンバークラスで動いていました。技術選定までは決定権がないため、よくわかりません。
改善点
技術選定の経験についての質問ですが、実は技術選定の経験がなくても全く問題ありません。そもそもエンジニアの経験が5年ある場合でも、技術選定の経験がある人は少ないといえます。
大事なのは技術選定の経験がない場合でも、今後技術選定をする立場になったとき、自分ならどうするか、具体的に根拠をもって話すことです。要件定義も同様ですが、経験がない場合は経験者やエンド企業にヒアリングして「自分なら何に気をつけるか」「なぜそう考えるのか」具体的な回答を考えておきましょう。
7. 入社してからやりたいこと
質問:入社してからどんなことをやりたいですか?
ダメ回答:
リーダー経験とAWS・GCPを使ったクラウドインフラの設計・構築の経験をしっかり積んだうえで、フルスタックなエンジニアを目指していきたいです。
改善点
ダメ回答では自分のやりたいことばかり話していて、自分の技術力の向上にしか興味がないと捉えられます。プロダクトや事業内容を成長させる観点がなく、特に自社開発企業での面接通過は難しいでしょう。
顧客やユーザー・開発組織に対して「どのように貢献したいか」という利他のマインドが大事です。このような点を踏まえて具体的にアピールしましょう。
8. 今後触ってみたい言語・技術はありますか?
質問:今後触ってみたい言語要素は何かありますか?
ダメ回答:
市場価値が高くなりやすいGo言語で開発経験を積みたいです。また、AWSも経験を積めるとSREに転職しやすいと聞くので、そちらも興味があります。
改善点
ダメ回答では、自分の将来を見据えた意見ばかりになっています。面接を受ける企業の開発組織・サービスとの相性を意識して話しましょう。
また、応募先の企業が扱っていない言語や技術の話をすると、相手が求めていないことをアピールすることになり、面接の回答としてコミュニケーションが取れているとはいえません。応募先の企業が扱っている言語を調べ、関連した内容を話すのがおすすめです。
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今すぐ無料で相談するまた、エンジニアがやりがちな転職面接のダメ回答については、以下の動画でより詳しく解説しています。
「【エンジニア転職】面接で99%お見送りになるダメな回答集を8つのパターンでご紹介。改善点と模範解答も解説【永久保存版】」
面接対策については以下の記事も参考にしてください。
【エンジニア転職】面接・面談の模範的な回答例7つ

エンジニアの転職面接でよく聞かれる以下の7つの質問と、これらに対する模範的な回答の例・ポイントをそれぞれ解説します。
- 転職を検討した理由
- 企業選びの軸
- 志望理由
- 今後のキャリアパス
- 入社後どんなことがしたい?
- 今まで大変だったプロジェクト
- 業務外で勉強していること
1. 転職を検討した理由
質問:転職を検討した理由を教えてください。
模範となる回答の例:
今の職場では勉強熱心な方が少なく、携わるシステムに対しても積極的に提案する方はいません。自分なりに改善の提案というアクションを起こしましたが環境的に難しく、今回転職を考えました。
ポイント
転職を検討した理由を話すときは以下を意識しましょう。
- 成果を出すために努力した経験
- サービスの改善や顧客・ユーザーへの貢献を意識する
- 現職へのネガティブな発言や主体性のなさが伝わるような話は控える
2. 企業選びの軸
質問:応募企業を選ぶ際の基準や軸を教えてください。
模範となる回答の例:
1つ目が、勉強熱心な方がいる、ナレッジシェアが盛んな文化があるなど、そういった社風がある企業を志望しています。
2つ目が、少なからずテストコードを書く分化がある環境や、品質や運用に対して本気で取り組まれている、もしくはこれから取り組もうとしている企業を志望しています。
ポイント
企業選びの軸を話すときは以下を意識しましょう。
- 「自社開発企業の中でも〇〇な会社に転職したい」のように具体的に伝える
- 「Go言語で開発したい」「インフラの経験を積みたい」など自分の話ばかりになるのは避ける
3. 志望理由
質問:志望理由を教えてください。
模範となる回答の例:
志望理由としては、まず御社のサービスが毎年成長している点に魅力を感じました。そして自社開発企業であるため、開発に携わる良い経験が積めるのではないかと感じました。
また、私はリーダー経験を積みたいと思っています。御社は新規事業を毎年立ち上げている点で、リーダー経験を積めるチャンスが回ってくるのではないかと感じ、今回志望しました。
ポイント
志望理由を話すときは以下を意識しましょう。
- 会社やサービスの現状を最低限調べる
- そのうえで踏み込んだサービスの改善や提案をする
- 自分のスキルや経験をアピールする
- それを活かした具体的な課題解決を提案する
転職を検討している理由や志望理由は転職面接で必ず聞かれるため、徹底的に対策しましょう。キッカケエージェントでは個別の面接対策にも対応しています。面接対策動画も無料で配布しているので、会員登録してご活用ください。
4. 今後のキャリアパス
質問:エンジニアとして1〜3年後の短期、あるいは中長期でしたいことはありますか?
模範となる回答の例:
まず直近では、これまで経験してきたバックエンドのスキルを活かしつつ、半年から1年ほどで開発・テスト・運用まで1人でできるようなスキルを身につけたいと考えています。
中長期的には1〜2年でリーダー経験を積みたいと考えています。そう思った背景としては、御社のホームページを拝見したときに、若い方が多い環境だと感じました。
リーダーとしての役割ができる人が現状少ないのかなと思ったので、目線を下げてタスクを振ったり、業務について話したりすることが私の得意分野であり、希望にもマッチすると感じました。そして長期的にはリーダー職を育成するようなポジションも目指したいです。
ポイント
今後のキャリアパスを話すときは以下を意識しましょう。
- AとBの方向性で考えているなど、具体的な理由をつけてキャリアパスを提示する
- 希望企業に現状足りていないポジションを、補うような提案ができるとなお良い
5. 入社後どんなことがしたい?
質問:もし弊社に入社したらどんなことがしたいですか?
模範となる回答の例:
御社は新卒入社や2~3年のエンジニアが多い環境であると感じています。そうした環境を考えると、現状リーダーをしているエンジニアは少ないのではと予想しました。
そういった方を育成できるような立場になれるよう、スキルアップしたいと思っています。そのうえで私自身フロントエンドにも興味があるため、そうした領域にもチャレンジしていきたいと考えています。
ポイント
入社後の展望を話すときは以下を意識しましょう。
- 現状、バックエンドの人が多いためフロントエンドに関する勉強会をしたいなど、企業やプロダクトの課題にあわせて話す
- 企業の現状の課題はカジュアル面談で直接事前に聞くのがおすすめ
カジュアル面談については以下の記事にまとめているので、こちらもあわせてご覧ください。
6. 今まで大変だったプロジェクト
質問:今まで経験した中で大変だったプロジェクトはありますか?
模範となる回答の例:
エンド企業の方とスケジュールを決める際、担当者はあまり案件の流れを把握しておらず、本来1か月かかる開発スケジュールでしたが「1週間程度でやってください」と言われたときが大変でした。
そのとき工夫したことは、図やイラストを使ってどうすれば実現可能なのか相手に納得してもらえる形で動いたことです。あとはミーティングの中で決まったことは、必ずメールやテキストで送り「言った・言わない」が起こらないように意識しました。
ポイント
今まで大変だったプロジェクトを話すときは以下を意識しましょう。
- 自分なりにどのような工夫をしたのか数字を使って定量的に話をする
- ピンチをチャンスに変えたエピソードを具体的に話す
7. 業務外で勉強していること
質問:業務外で勉強していることはありますか?
模範となる回答の例:
現職はテストコードを書かない環境なので、個人的に技術記事としてテストコードを書き、アウトプットしています。
ポイント
業務外で勉強していることを話すときは以下を意識しましょう。
- 「入ってから頑張ります。今は特に何もしていません」と素直に答えるのはNG
- 「技術記事を書いている」「実務で技術選定ができないため個人で開発した」などアウトプットにストーリー性をもたせる
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今すぐ無料で相談する転職面接の流れ

新型コロナウイルスの感染拡大以降、採用面接では対面のほかにオンラインでも行われるようになりました。一般的な面接では挨拶や自己紹介から始まり、質疑応答・逆質問をもって面接を終了します。ここでは転職面接の流れをそれぞれ紹介します。
対面面接の流れ
対面面接は企業に直接訪問して行う面接です。当日慌てないように、持ち物や移動時間、会場への行き方などを事前に確認しておきましょう。
また、対面面接ではオンラインとは違って、面接時以外の所作も見られます。受付から会場を出るまでの立ち振る舞いにも注意しましょう。対面面接での大まかな流れは以下のとおりです。
①受付
受付で名前と要件、約束の時間、担当者名などを伝え、担当者につないでもらいます。企業によっては受付に内線が置いてあったり、到着時に採用担当者に電話をかけたり、受付の方法はさまざまです。
いずれも約束の時間に遅れることがないようにしましょう。また、予定時間より早すぎるのも良くありません。早めに到着しても周囲で時間を潰し、指定時間の5〜10分前ごろに受付を済ませるようにしましょう。
②入室
入室の際は、先に面接室に通されて面接官を待つ場合と、待機部屋から面接官の待つ面接室に向かう場合の2パターンがあります。
先に面接室に通される場合は「お掛けになってお待ちください」と言われ、お礼を伝えてから着席します。面接官が入室したら、挨拶して名前を伝えましょう。
待機部屋から面接室に向かう場合は、声がかかったタイミングでノックして面接室に入室します。面接の入室時のマナーにしたがって、挨拶して指示を待ってから着席します。
③面接
面接時は、採用担当者に向き合うように座ります。会議室などでは机を挟んで着席する場合がありますが、この場合も面接中は机の上に手を出さず膝の上に置きます。
質問に答えるときは緊張から早口になりやすいため、ゆっくりハキハキと話すことを心がけましょう。重要事項や逆質問のためにメモを取る際は、メモを取って良いか確認してくだささい。
④退室
面接が終わったら受け取った書類やメモなどをカバンにしまい、立ち上がって感謝を伝えます。退室するときは一言添えて、面接室をあとにします。途中、社員とすれ違うときは適宜挨拶しましょう。
転職の際、面接を受けるのは久々という方は多いでしょう。キッカケエージェントでは基本的な面接対策からエンジニア向けの面接にも対応しています。新規で会員登録はこちらから。
オンライン面接の流れ
オンライン面接の場合は、事前の通信環境の確認が重要です。面接前に必ず通信環境や端末の動作をチェックし、通信トラブルが発生したときの代替手段を準備しておきましょう。
また、小さな子どもがいる場合や周囲が騒がしい場合には、レンタルルームやネットカフェの防音室など、落ち着いて静かに話せる場所で面接を受けましょう。オンライン面接の大まかな流れを説明します。
①入室
事前に採用担当者から案内されたURLにアクセスし、面接官の入室を待ちます。入室する前には周囲に不要なものが映っていないか、身なりは整えられているか、マイクや画角に問題がないか確認しておきましょう。
面接時間の2〜3分前にはURLをクリックして待機します。面接官が入室したら挨拶し、面接が始まります。
②面接
オンライン面接でも、基本的な質問事項は対面の場合と変わりません。
ただし、オンライン面接では自分と相手の通信環境に左右されるため、途中で声が聞き取りにくくなったり、通信が切断されたりする恐れがあります。音声が聞き取りにくい場合はすぐ相手に伝え、何かトラブルがあれば対応しましょう。
音量は相手のパソコンからでも操作できますが、ハキハキと大きな声ではっきりと話し、対面よりも表情を豊かにすることを心がけましょう。
③退室
面接が終わったら面接官にお礼を伝えます。面接官がオンライン面接を終了する、もしくは退出するのを待つのが基本ですが、なかなか終了しない場合は一言添えて退室しましょう。
コロナ禍以降、オンライン面談を取り入れている企業が増えているため、オンライン面談も想定しながら準備を進めましょう。キッカケエージェントでは転職支援の一環として、個別の面接対策を実施しています。無料の会員登録はこちらから。
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今すぐ無料で相談する面接時の身だしなみ・持ち物にも注意

面接の際は対面・オンラインに関わらず、社会人としてふさわしい清潔感のある身だしなみを心がけましょう。また対面の場合は会場に向かう前に、もう一度忘れ物がないか確認します。オンラインの場合でも必要なものをすぐに取り出せるように、パソコンのそばに準備しておきましょう。
身だしなみ
転職面接では「服装自由」や「私服OK」でない限り、ビジネススーツを着用します。しばらくスーツを着ていない場合はサイズが合わない恐れがあるため、事前に着用して確認しましょう。また、柄ものや明るい色のスーツは避けて、黒か紺のスーツをおすすめします。
髪型や髪色、メイクも清潔感のある見た目が大切です。派手過ぎる髪型やメイク、アクセサリーは面接の場にはふさわしくありません。特に指定がない場合は、従業員の雰囲気を確認しておくのも1つです。新卒採用のような就活スタイルにする必要はありませんが、場にふさわしい身だしなみで臨みましょう。
持ち物
対面面接では書類のやり取りをする場合があるため、A4サイズの書類が入るカバンを用意します。リクルートバッグを使う必要はありませんが、ボロボロなカバンやブランドのロゴが強調されているようなバッグは避けましょう。
持ち物は企業によって異なる場合があるので、事前に確認してください。代表的な持ち物は次の通りです。
基本的な持ち物
- カバン
- 財布
- 携帯電話
- ノート・メモ帳(パソコン)
- 企業が指定した応募書類
- ハンカチ・ティッシュ
- 面接会場までの地図
- 採用担当者の連絡先
あると便利な持ち物
- 折り畳み傘
- 充電器
- 予備のストッキング
- 鏡
- 腕時計
買い忘れや準備し忘れがないように、前日までには持ち物を確認しましょう。そして当日もう一度確認するとより安心です。
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今すぐ無料で相談する転職面接で差がつく対策ポイント4つ

転職面接では少しのことでほかの就職者と差がつくことがあります。転職面接を有利に進めるためにも、次の4つのポイントを押さえましょう。
1. 面接当日はキーマンを見極める
転職面接を担当する面接官は人事部の担当者や直属になる上司、部門長、社長のいずれかが多いでしょう。1人もしくは複数人が面接を行いますが、面接官が複数人いるときは必ず採用の鍵を握る人物がいます。
企業側が複数人いる場合は、入社後の直属の上司が決定権をもつことがほとんどです。実際に現場でも活躍できるか、自社に利益をもたらすか、求める人材とマッチするかどうか確認します。実際の現場をよく知っているため、大きな決定権をもつでしょう。
一方で人事部の担当は、社風に合う人材か、一般的な常識が備わった人物かチェックします。基本的に社長や部門長は直属の上司のサポート役ですが、会社の規模によっては合否にも関わる場合があります。
主に対策すべきは直属の上司ですが、当日の面接でほかの面接官への態度や受け答えに問題があれば、面接官全体の心証を損ない採用を見送られる恐れがあるでしょう。そのため、キーマンを見定めながらすべての面接官に対して適切に対応しましょう。
2. 企業が求める人物像を意識する
優秀な成果やスキルをもっていても、企業が求める人物像とかけ離れていては内定を得るのは難しいといえます。
そのため、企業のホームページやSNSなどから企業が求める人物像を調べ、自分に当てはまる点を考えておくことが大切です。面接時にはその人物像を意識して、好印象を与えましょう。
3. 圧迫面接に備える
面接官が応募者に対してわざと威圧的な質問をして、応募者の反応を探る圧迫面接に備えておくのもポイントです。
仕事をしていれば、取引先で無理な要求をされたり、厳しい言葉をかけられたりする機会があります。そうした場合でも、冷静に受け答えできることを見定めるのが圧迫面接の目的です。
威圧的な質問を受けたら感情的になったり無言になったりせず、圧迫面接であることを理解して冷静に対応しましょう。
4. 質問の切り出し方を身につける
給与・年収、勤務地、労働条件などは入社前に確認しておきたい項目ですが、質問のタイミングを間違えると、業務以外のところに魅力を感じていると捉えられ、相手の心証を悪くします。
給与面や条件面は面接が進めば、企業側から説明されるのが一般的です。面接の最後まで説明がない場合は、そこで改めて質問します。その際も、あくまで意欲の表れであることをアピールしましょう。
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ITエンジニアの転職面接では、これまでの経験やスキルについて具体的に説明することで、相手に伝わりやすくなります。当日の面接で失敗しないためにも、今回紹介した解答例からそれぞれのポイントを押さえることが大切です。
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① 技術を通じてユーザーやお客様にとって使いやすいサービスの実現に興味があるエンジニアの方
② 興味・関心がある技術について自ら学ぶ意欲をお持ちの方
上記に当てはまる方でしたら、素晴らしい企業とのマッチングをお手伝いできる可能性が高いです。
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