ITエンジニア向けカジュアル面談ガイド|聞くべき質問や注意点

ITエンジニア向けカジュアル面談ガイド|聞くべき質問や注意点

2025.06.16

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エンジニアの転職でも増えているカジュアル面談。この記事では、カジュアル面談の概要や目的、メリット・デメリットについて解説します。また、カジュアル面談を予定している方に向けて、具体的な準備や当日の心構え、注意点も説明します。

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カジュアル面談とは?

カジュアル面談とは、対面やオンライン、電話などで企業側担当者と求職者がカジュアルに面談することです。通常、カジュアル面談は採用選考の前に行われます。企業側としては自社のアピールの機会になり、求職者側にとっても事前に企業への理解を深められます。

採用の合否を決める正式な面談と異なり、リラックスした雰囲気で行われることが一般的です。企業によっては採用担当者と食事をしながら、ざっくばらんにやりとりする場合もあります。また、服装もスーツの着用は必須でないケースが多いようです。

昨今のカジュアル面談は、オンライン形式で実施される場合が多く見られます。できるだけ多くの企業の情報を集め、理解を深めたいと思っている求職者にとっては、オンライン形式のカジュアル面談の方が予定を立てやすいでしょう。一方で深い相互理解を目指して、あえて対面形式を選ぶ企業も増えています。

また、攻めの採用活動であるダイレクトリクルーティングでは、最初の接点としてカジュアル面談が設定されることもあります。カジュアル面談ならエンジニアのような採用難度が高い専門職の求職者とも接触しやすく、警戒心や心理的ハードルを下げるのに役立つからです。

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カジュアル面談の目的

カジュアル面談の実施は企業、求職者の双方にとって以下のような目的があります。

求職者と企業のニーズのすり合わせ

カジュアル面談が実施される時点では、多くの求職者は複数の採用候補先を検討している段階です。求職者はフランクに話せる状況で、採用担当者から企業側のニーズを聞き出せます。転職を検討しているエンジニアとしては、応募先の開発スタイルや自分の転職の目的に合った環境なのか判断できる場といえるでしょう。

企業側にとっても、リラックスした状態で求職者のパーソナリティを観察し、考えや気持ちを聞くことで自社のカルチャーにマッチするかどうか見極められます。自社が求めている人物像を発信することで、採用のミスマッチを減らせるでしょう。

カジュアル面談の実施は求職者と企業側、両者にとってWin-Winといえます。

双方にとってのハードルを下げる

一般的にカジュアル面談は選考プロセスの一部に含まれません。そのため、求職者は自分の転職の軸を決めきれていない状態でも、気軽にカジュアル面談に参加できます。

求職者にアピールしたい企業にとっても、カジュアル面談は説明会の開催や求人広告を出すことなどと比べ、実施のハードルは低いといえるでしょう。

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カジュアル面談のメリット

カジュアル面談の以下のメリットについて、それぞれ解説します。

  • 転職潜在層との接点を作れる
  • 求職者の動機形成を促す
  • 無駄な面接を減らせる
  • 内定を獲得できる確率が上がる

転職潜在層との接点を作れる

転職潜在層とは、今すぐ転職するわけではないものの、自分の希望にマッチする会社があれば転職したいと考えている層です。カジュアル面談であれば、転職潜在層にとっても参加のハードルが低いため、接点を作れる貴重な機会です。

求職者の動機形成を促す

カジュアル面談に参加する求職者には、自社の開発スタイルなどへの理解が浅い人も含まれます。カジュアル面談で自社に対する理解を深めることで興味をもってもらい、転職の動機形成を促せます。

無駄な面接を減らせる

求職者はカジュアル面談により自分と企業のニーズがマッチしていないことがわかれば、予定していた面接の辞退も可能です。無駄な面接を減らせば、より効率的で質の高い転職活動ができます。

例えば、自分がフロントエンドの開発を希望しているにもかかわらず、カジュアル面談を通じて企業が業務系のシステムをメインで開発していることがわかれば、ニーズが合わない企業の面接をあえて受ける必要はないでしょう。

あるいは、自分が求める年収レンジと企業側の条件が合わないことがわかった場合も、早めに辞退して構いません。

内定を獲得できる確率が上がる

少ない面接数で内定を獲得するためにも、カジュアル面談は効果的です。企業が何に困っているか面接の前にカジュアル面談で聞いておけば、それに基づいて志望動機を作れます。採用担当者に刺さる自己アピールができれば、内定獲得の確率が上がります。

エンジニアの転職希望者で、上記のような視点をもって積極的に質問できる人は少ないため、ほかの求職者との差別化になるでしょう。

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カジュアル面談のデメリット

カジュアル面談には以下のようなデメリットもあるため、理解しておきましょう。

  • 工数が増える
  • 準備が不足していると逆効果

工数が増える

採用段階の前にカジュアル面談を挟むことで工数が増えてしまいます。企業、求職者の双方がカジュアル面談の実施だけを目的と考える場合、時間がかかるだけで効果的ではありません。求職者としても明確な目的意識をもって、カジュアル面談に参加しましょう。

準備が不足していると逆効果

準備が不十分でただカジュアル面談に参加してしまうと、アピールにつながらず効果的な質問もできないため、逆効果になる場合があります。転職活動全体の効率性を下げる恐れがあるので、何のためのカジュアル面談なのか意識したうえで入念に準備しましょう。具体的な準備内容は次項で解説します。

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カジュアル面談の準備

カジュアル面談がリラックスした雰囲気で行われるといっても何も準備しないで参加して良いわけではありません。効率的に転職活動を進めるためには、カジュアル面談で以下の3つの点に注意して準備しましょう。

  • 自己分析
  • 相手企業について調べる
  • 質問したいことをまとめておく

自己分析

カジュアル面談にあたって最初にするべきことは自己分析です。自己分析とは、自らの強み・弱み、経歴、スキルなどを整理しておくことです。カジュアル面談に何となく参加するのではなく、転職先を選ぶ軸を明確にしておくために自己分析は必須といえます。

具体的には、これまでのエンジニアとしての開発やマネジメント経験に関するエピソードを深掘りし「自分が会社に貢献できる分野」「自分のスキルを活かせる領域」などを整理しましょう。

自己分析の方法としては「マインドマップ」の作成が有効です。マインドマップとは、キーワードから連想する言葉を次々に書き出すことで、頭の中の考えを可視化、体系化するものです。

転職希望であれば、まず「自分」と書き、そこから「職務経験」「自己PR」「志望動機」「転職で実現したいこと」などをテーマにして、思い浮かんだ言葉を書き出し、線でつなぎます。

例えば「職務経験」では「担当したプロジェクト」や「経験した業務」、そして「自己PR」では「職務経験での実績」「身につけたスキル」「仕事で発揮できる強み・長所」、「志望動機」では「応募企業に感じた魅力」「目指したいキャリア」などを書き込みます。

マインドマップ

上図はテーマのみ記載していますが、それぞれのテーマからさらに線を引いて思いついたことを具体的に書き足しましょう。できるだけ付け足して発想を広げることで、自分の思考を明確にできます。

それぞれの項目を掘り下げたら、マインドマップから大事なポイントに赤線を引くなどして目立たせると、自分がエンジニアとして大切にしていることが見えてきます。それが企業選びの軸となり、効果的な転職活動ができるはずです。

相手企業について調べる

「彼を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)」という言葉があります。「彼」とは戦う相手を意味します。当然ながら希望する企業は敵ではなく、戦うわけではありませんが、転職活動を成功に導くためには相手企業について調べ、知っておくことは欠かせません。カジュアル面談の前に相手企業について知る方法は以下の通りです。

相手企業のホームページ

カジュアル面談の前には最低限、相手企業のホームページに目を通しましょう。企業の経営理念や沿革、事業内容、ミッション&バリューなどの基本情報を把握します。

これらの情報から見えてくるのは、相手企業が大切にしていることや、競合他社と異なる点、得意な技術領域など、企業の軸といえる部分です。エンジニアとしては、相手企業が「ユーザー系かメーカー系か独立系か」「SIerであれば元請けか一次請けかそれ以下か」なども確認しましょう。

経営層の考え方を知る

企業のホームページには必ず、経営陣の挨拶やメッセージが載せられています。ここには企業理念が具体化されており、企業が目指す方向性や経営指針を把握できます。

また多くのIT企業の経営陣は、公式ホームページ以外にもさまざまなメディアやSNSなどで考え方を発信しているため、多角的に情報をチェックすると良いでしょう。

募集要項に目を通す

募集要項に前もって目を通しておくと、企業とより解像度の高いすり合わせが可能です。例えば、以下のような募集要項があるとします。

A社 募集要項

◆必須条件
オブジェクト指向言語(Java, Ruby, PHPなど)での開発経験が1年以上

◆歓迎条件
①AWSなどのクラウドインフラを利用した設計・構築の経験やTerraformなどのIaCを利用した経験がある
②プロジェクトマネジメントなどに一定の興味がある
③E2Eテストの自動化などを推進した経験がある

◆現在のチーム構成エンジニアの人数としては下記の通り
正社員5名、業務委託10名

A社募集要項では「クラウドインフラを利用した設計・構築の経験」「IaCを利用した経験」が歓迎条件に挙げられています。

ここから企業の「困りごと」がわかるため、カジュアル面談で「どのような事情があってこれらのスキルや経験が必要とされているのか」、仮説を立てて尋ねてみましょう。

ほかにも「現在のチーム構成」を見ると「正社員5名」に対して「業務委託10名」であることがわかります。業務委託のメンバーの割合が多いことから「業務委託の人材をマネジメントするポジションが求められているのでは」と仮説を立てられます。そういった質問をカジュアル面談で企業の担当者に質問すると、より内容の濃い面談となるでしょう。

質問したいことをまとめておく

自己分析で転職活動の軸を見つけ、相手企業を分析したら、思いついた質問をまとめます。聞きたい項目ごとにノートにまとめておくと、焦って聞き漏らすことも避けられるでしょう。

具体的な質問作成については、後述する「カジュアル面談で何を聞けば良い?」も参照してください。

キッカケエージェントでは新規会員を対象に、事前準備に役立つ「カジュアル面談準備チェックシート」をプレゼントしています。

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カジュアル面談当日の流れ

カジュアル面談は正式な採用面接と異なり、リラックスした雰囲気で進めることを前提にしているため、どの企業にも共通する決まった「流れ」は存在しません。しかし、以下のような流れをある程度想定することで、緊張せずに臨めるでしょう。

自社の紹介

最初に企業側の担当者から自己紹介があります。堅苦しい挨拶というより、ざっくばらんな雑談から始まる傾向にあります。企業側もリラックスした雰囲気作りを心がけるので、十分アイスブレイクをしてくれるでしょう。

この段階で企業側から、カジュアル面談が選考の合否とは無関係であることも伝えられるはずです。

求職者側も自己紹介をしましょう。興味がある分野やカジュアル面談に参加した経緯、これまで培ってきたスキル、相手企業でやりたいことなどを話します。

前述したように、カジュアル面談の前には企業についてある程度の下調べをしているはずですが、ここで担当者の話に入念に耳を傾けておけば後続の会話を発展させやすくなり、お互いにとって有意義な面談ができるでしょう。

お互いのすり合わせ

カジュアル面談の前半でお互いの認識をすり合わせておきましょう。すり合わせが適切にできていないとその後会話がかみ合わなくなる恐れがあります。

例えば、企業側は目の前の求職者が自社への応募を前提としてカジュアル面談に申し込んだと考える一方で、求職者は転職潜在層で「今後良い会社があれば転職を検討する」程度の意識でカジュアル面談に参加したとすれば、うまく話がかみ合わないでしょう。

早めに目的をすり合わせておくことで、お互いの誤解を避けてカジュアル面談を有意義なものにできます。

求職者へのヒアリング

企業から求職者へのヒアリングがカジュアル面談のメインです。ここで企業は求職者の経験やスキル、キャリアに対する希望、入社後に達成したいことを深掘りしてくるはずです。また、求職者のこれまでの開発経験や携わったプロジェクトについても尋ねられるでしょう。

このパートで採用担当者は求職者のエンジニアのスキルや経験から、自社の売上の向上に貢献できるか、現在進行中のプロジェクトでパフォーマンスを発揮できるかどうか見極めます。あわせて、求職者のヒューマンスキルやコミュニケーションスキルを観察して、自社のカルチャーにマッチする人材かどうかも評価します。

ただし、求職者は過度に取り繕う必要はありません。カジュアル面談では自由に自身のことを話し、自己開示することでミスマッチを避けられます。

質疑応答

求職者は事前に相手企業のホームページや募集要項をチェックして、質問リストを準備しているはずです。お互いの理解を深め、信頼関係を構築するために遠慮なく尋ねましょう。カジュアル面談中に生じた疑問も積極的に質問して構いません。

質疑応答のプロセスを通じて、求職者は企業に対する興味の深さや関心の度合いを伝えられます。鋭い質問をすれば企業担当者の印象に残りやすいでしょう。

また、質問への回答に対する傾聴姿勢や、さらなる深掘りの質問をすることで企業の価値観やビジョンに対する共感を示し、さらにはコミュニケーションスキルのアピールにもつながります。

キッカケエージェントでは質疑応答パートで使える質問リストを配布しています。新規会員登録はこちらから。

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カジュアル面談当日の心構え・注意点

ここからはカジュアル面談の当日に向けて、心構えや服装、注意点を紹介します。

心構え

カジュアル面談といっても、言葉遣いや時間を守ることなど基本的なビジネスマナーは心がけましょう。もし、オンラインでのカジュアル面談であれば、スムーズに進行するようにネット環境も整えておきます。周囲が騒がしいカフェや、ネット環境が不安定でセキュリティ上の懸念がある公衆Wi-Fiの利用は避けましょう。

服装

多くの企業はカジュアル面談の際、服装に関する細かな規定を設けていません。そのため、スーツやネクタイの着用は必ずしも必要ありません。ただし、Tシャツやジーンズでも良いかどうかは相手企業のカルチャーとも関係するため、逐一判断しましょう。いずれにしても、大切なのは相手に対する敬意を忘れないことです。

コミュニケーション

前述したように、担当者はカジュアル面談で自社にフィットする人材かどうか見極めています。そしてカジュアル面談での情報や印象は、採用担当者に引き継がれることも考えられます。カジュアル面談でのコミュニケーションでは相手の話に誠実に耳を傾け、自分のことばかり話さないように気をつけましょう。

キッカケエージェントではカジュアル面談当日に向けたサポートを行っています。新規で会員登録した方には特典があります。

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カジュアル面談で何を聞けば良い?

カジュアル面談では質問の内容が重要です。以下で効果的な面談にするための主な質問のテーマを挙げるので、ぜひ準備する際の参考にしてください。

システム面での課題や組織の課題

自分のアピールポイントと企業側のニーズがズレていると、その後の採用活動における「志望動機」にもズレが生じます。

例えば相手企業は業務委託を含め、ある程度潤沢な開発メンバーを抱えているとしましょう。この企業の課題は現場のエンジニアではなく、マネージャーの不足であると考えられます。

こうした組織面の課題をカジュアル面談で質問してわかっていれば、面接で自分のマネジメント経験や適性を効果的にアピールでき、内定につながるかもしれません。

キャリアップの展望について

自分が積みたい経験や目指したいキャリアを企業側が求めているのか、カジュアル面談で尋ねましょう。

例えばマネジメント職を目指すのであれば、相手企業でPM、PLの割合がどのくらいで、入社して何年程度でマネジメント職を担当できるのか聞くのもおすすめです。また、バックエンドエンジニアであっても、インフラ設計・構築にもスキルの幅を広げたいと考える場合は、在籍エンジニアの業務の分業状況、開発体制などを深掘りしても良いでしょう。

年収レンジのマッチング

カジュアル面談で「年収について触れてはいけない」というイメージがあるかもしれません。当然ながら、ダイレクトに「私ならどのくらいの年収をいただけますか?」という聞き方は良くないでしょう。

しかし、履歴書や職務経歴書を先方に事前に渡したうえで「自分の経験やスキルであれば、〇〇万円を提示できる確率はどのくらいか」と年収レンジを婉曲的に聞くことは可能です。

また「絶対に〇〇万円必要ということではなく、家族もいるためその程度いただけるのであればモチベーションにもつながる」のような言葉も添えられるとより丁寧でしょう。

その他

企業、求職者の双方が気をつけるべき点として、カジュアル面談では採用面接のような質問、やりとりをしないようにしましょう。あくまでも選考前にお互いの理解を深める機会であることを意識すると、自然と適切な質問を投げかけられるはずです。

キッカケエージェントでは、カジュアル面談の準備に役立つ質問リストをプレゼントしています。新規会員登録はこちらから。

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カジュアル面談は転職エージェント経由で申し込むのがおすすめ

カジュアル面談を申し込む方法は、大きく分けて2つあります。1つは求職者から直接企業の公式サイトやSNSを通じて申し込む方法、もう1つは転職エージェント経由でカジュアル面談を受ける方法です。

カジュアル面談に慣れていない方には、転職エージェント経由で申し込む方法をおすすめします。

転職エージェントを利用するメリット

前述のようにカジュアル面談を効果的に活用し、内定につなげる秘訣は事前の情報収集や準備です。企業のホームページや募集要項を、自ら研究・分析するのは1つの方法です。しかし、慣れないカジュアル面談に向けてどのような情報にフォーカスすべきか、何を質問したら良いのか手探りの方も多いでしょう。

この点、転職エージェントでは相手企業の情報収集だけでなく、カジュアル面談を効果的に進める方法や深掘りするための質問選びなどのサポートを受けられます。事前に相手企業の求人傾向や社内の困りごと、カルチャーなど、自分だけでは探しきれないさまざまな情報にも精通しています。

転職エージェントはただカジュアル面談の日時を設定するだけでなく、カジュアル面談に関するテクニックやノウハウを理解しているため、エンジニアにとって心強い味方となるでしょう。

転職エージェントを利用する方法

エンジニアの転職に特化したキッカケエージェントでは、ホームページに加えてYoutubeでも情報を発信しています。また、カジュアル面談で使える質問リストや、準備段階で役立つチェックリストも無料で配布しています。

キッカケエージェントとのキャリア面談や、気になる企業とのカジュアル面談を申し込みたい方はこちらから会員登録してください。

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カジュアル面談に関するよくある質問

最後に、カジュアル面談に関して「実施がない企業があるのか」「合否が決まることがあるのか」などよくある質問をまとめ、以下で回答しました。

①カジュアル面談の実施が難しい企業はある?

カジュアル面談の実施が難しい企業はあります。例えば、toC向けのサービスを運営する自社開発企業などは面接の数が多すぎるため、工数のかかるカジュアル面談を実施していない企業が一定数あります。

②カジュアル面談で合否が決まることはある?

質問に対する回答がズレるなど、明らかにコミュニケーションスキルが低い場合は「面接へ進んでも恐らく通過できない確率が高い」とフィードバックされることがあるでしょう。

また「弊社が求めている人物像と求職者のやりたいことにギャップがある」というケースも見られます。基本的にカジュアル面談で合否が決まることはありませんが、正式な採用プロセスで先に進めないと判断されれば、実質的に内定は難しいでしょう。

③カジュアル面談をせずに面接するとどうなる?

適切なアピールや志望動機を作れないまま入社してしまい、年収が上がりにくくなるケースや、思うようにパフォーマンスを発揮できないことがあります。また、企業の社風やカルチャーを体感できないまま入社し、ミスマッチが起きることも考えられます。

カジュアル面談を挟むことで工数が増えて日程調整が必要になりますが、自分の経験やスキル、希望にあった企業を見つけたければ「急がば回れ」と考えましょう。

まとめ

エンジニアにとって、活用する機会が今後ますます増えると考えられるカジュアル面談。選考プロセスではないため、ざっくばらんにさまざまな質問を企業に尋ね、お互いの信頼関係を深める機会です。

ただし、カジュアルといっても限りある貴重な時間を効果的に活用するためには、事前の下準備や戦略が必要です。キッカケエージェントはカジュアル面談用の質問リストや準備チェックリストの無料配布に加え、より実りあるカジュアル面談にするためのあらゆるサポートを実施しています。ぜひ気軽にお問い合せください。

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