新卒後は不動産仲介会社とメーカーで勤務した後、未経験からITエンジニアに転身というユニークなキャリアを持つ29歳のY.S.さんにお話を伺いました。4回目の転職でキッカケエージェントとタッグを組んでDevOpsエンジニアになる夢を実現したY.S.さん。そこに至るまでの経験談には、転職活動の悩みを克服する秘訣だけでなく、転職で人生を豊かにするヒントもぎっしり詰まっているようです。
向いていた営業職から努力してスキルを上げるITエンジニアへ
――まずは自己紹介かねて転職経験を簡単に教えてください。
Y.S.と申します。年齢は29歳です。新卒入社の会社を含め2つの会社で営業として働いて、未経験からIT業界を目指し、SES→自社開発サービス→SESと4回転職しました。
5社目の今は、DevOpsエンジニアとしてお客様の常駐先でクラウドの運用とAWS Lambda、Pythonなどを使った開発をしています。
――ありがとうございます。異業種の営業からIT業界のエンジニアに転身されましたが、どのような経緯があったのでしょうか?
大学では4年間ガッツリ部活動のバスケをしていて、周りは公務員志望が多く、自分も警察官を目指していました。人生で初めて本気で勉強して公務員試験を受けたのですが不合格で…就職浪人しようと思いましたが「新卒のカードを切った方がいいよ」という親の助言もあって、就活して内定をもらった不動産仲介会社の営業職として入社しました。
それでも警察官になりたくて10ヶ月で退職。専門学校で勉強して再び挑戦したものの面接で落ちてしまい「向いてないな」と。今度はやってみたかった法人営業に絞って転職活動して、工業製品を扱うメーカーに入社しました。
営業をかけて、現場監督の立場で下請け業者の方々を率いて現場入りして搬入据付までする業務を3年間行い、幅広いお客様と関わることもできました。
――警察官への思いが強かったのですね。メーカーからIT業界を目指したきっかけは?
警察官を目指していたのは「こち亀」が好きだったからなんです(笑)。営業の仕事はお客様にも気に入っていただけて、自分でも向いていると思っていたのですが「今持っているスペックで戦っているだけだな」と感じて。それよりもエンジニアの勉強をして、努力して手に入れたスキルを上げて戦う方が、自分の満足度や自己肯定感が上がるだろうと思いITエンジニアを目指しました。
働きながらプログラミングスクールに通って7社くらいエージェントを使って転職活動しましたが、未経験からプログラマーとして転職するのは厳しかったですね。結局、未経験でも紹介してくれるエージェントにお世話になり、未経験者への間口が広かったインフラエンジニアからITキャリアをスタートしました。
――初めてのIT 業界はいかがでしたか?
入社前後に研修があり未経験者に手厚いサポートをしてくれるSESで、アラートを分析して上長に報告するセキュリティ運用監視の仕事をしていました。
働きやすい環境でしたが、そもそもエンジニア経験が欲しくて最初から次を見据えていたので、入社1年後から転職活動を始めて1年2ヶ月頃に転職しました。
スカウト入社でプログラミングできる自社開発サービス会社に転職
――IT業界の経験者になられて、4社目への転職活動はうまくいきましたか?
それが5〜6社ほどエージェントを吟味している段階で転職サイトからスカウトが来て、本格的に転職活動する前にフロントエンジニアとして自社開発サービス会社に入社できたんです。
インフラエンジニアの経験しかないのに「プログラミングをやりませんか」と言われて、どうもおいしすぎる話に思えて悩んだのですが「なんとかなるだろう」と決断しました。
――スクールで学んだプログラミングを活かせる会社に転職できたのですね。
はい、本当に運がよかったと思います。入社後はなかなか過酷でしたけど(笑)。教育体制がほぼゼロのなかHTML、CSS、JavaScript、React、TypeScriptなどを使ってリニューアル画面を作っていました。
入社して間もない頃はバリバリのプログラマーだった上司の説明の意味も理由も分からず、強い口調で指導されたりしましたが、1年半の勤務で、一端のエンジニアとしてコードを書けるようになったと思います。
――5社目への転職はどのようなタイミングで考えましたか?
開発経験が1年になった頃ですね。フル出社だったので私は朝8時に出社して終電まで週5で仕事していましたが、周りの先輩方は午後とか夕方に出社してくるような緩い勤務態度で…。
成長させてもらいましたが「真面目にやっているのに刺激がないな」と感じるようになり、次の会社へ挑戦しようと思いました。
キッカケエージェントの求職者限定動画で第1志望に出会う
――現職への転職活動でも複数のエージェントを吟味されていましたか?
今回はキッカケエージェントだけと決めていました。メーカー勤務の頃からモローさんのYouTubeチャンネル「IT菩薩モロー」を見ていて、直感的にいい人だなと思っていまして。2年ほど前に連絡した際に「1年後にまた来てください!」とおっしゃってくださったんです。転職を検討するなら開発経験を1年積んでから、というモローさんの考えが明確で信頼できましたね。その言葉があったから、前職のハードな仕事も頑張れたと思います。
――そうでしたか。現職への転職活動で困難なことはありましたか?
平日仕事しながらの転職活動で時間調整が大変でした。朝早く出社したり、半休を取ったりして少しずつ進めていたのですが、途中Figmaでデザインを書く案件が入って、かなり忙しくなってきたので余裕はなかったですね。
とはいえキッカケエージェントのキャリアアドバイザーさんが、テンポよくやりとりしてくれたので、効率よく進めることができて助かりました。
――今回の転職で、Y.S.さんが軸にしていたことはありましたか?
上流工程で要件定義などの経験が積めて、お客様とより近いところで市場価値の高い仕事ができることを目指していました。あとは働く環境や収入面ですね。
――キッカケエージェントで特に役立ったサービスがありましたら教えてください。
私が提出した情報をもとに、伝えるべきポイントを整理して頂き一から作成を代行していただいたことです。職務経歴書を一般的なフォーマットで書いた経験がなく、フロントエンジニアの仕事では実装しかしておらず何を強みにすればよいか分からなかったのですが、うまく言語化してくださり説得力のある応募書類になりました。そのおかげで20社中10社書類通過しました。
――書類通過したなかで特に入社したいと思う会社はありましたか?
ありました!キッカケエージェントを利用している求職者だけに公開されている限定動画を見て、現職の会社を第1志望にしていたのです。
その動画では、現職の会社の社長がエンジニア出身でお人柄がよく、プライム案件が多いSESであることをモローさんが熱くご説明されていて、ぜひそこで働きたいと思いました。
求職者だけの限定動画でおすすめ求人ポイントを見られるなんて、今の時代的でいいですよね!
プライム案件多数のSES企業でDevOpsエンジニアになる
――第1志望だった現職企業との面接はいかがでしたか?
いきなり社長と1対1の面接でしたが、面接対策でキャリアアドバイザーさんに転職理由などをブラッシュアップしてもらえていたので、説得力のある回答ができたと思います。
私は営業経験などから人間関係の構築やコミュニケーションがわりと得意なことや、インフラと開発の経験がどちらもあったことを評価いただけたようです。面接で「人柄がよさそうだね」と強みにしていた部分を社長に褒めていただいたときは嬉しかったですね。結果、内定をいただけたのは現職1社だけだったので、かなり運のよさで生きているなと思います(笑)。
――入社されたSESは弊社と信頼関係がある優良企業ですが、今回Y.S.さんの前向きな人柄も加味されて特別待遇での面接になったようですね。入社後2ヶ月ほど経ちましたがいかがですか?
今の仕事はやりがいしかないですね。大規模なプライム案件のシステム開発と運用のDevOpsをしているのですが、これはIT業界を目指したときに「開発と運用どちらもしたい」と思っていたことだったので夢がひとつ叶いました。
また、これまでは運用がメインでインフラエンジニアの頃にCCNAやAWSの資格を取ってはいましたが、私の経験でAWSクラウドの運用に携われて、かつDevOpsエンジニアとして開発できるのは稀なケースではないかなと思っています。まだまだスキルアップが必要なので、これからも頑張っていきたいですね。
理想の働き方や年収アップだけじゃない転職メリットとは?
――転職で働き方などの環境は変化しましたか?
今まではフル出社だけだったのですが、現職では週2出社、週3リモートになってワークライフバランス的にもかなり良くなりました。これまでで最も理想の働き方ができていると思います。
特に「日曜日の気持ちの楽さ加減」は変わりましたね。月曜はリモートで火曜は出社…と交互に組んでいるので早起きしなくてもいいリモート勤務日の前日は「少し夜更かししても大丈夫」という感じです(笑)。
余暇はスポーツジムに行ったり、サウナや温泉に行ったり。旅行も好きなので1ヶ月に1回は奥さんと出かけられたらいいなと思っています。
――ちなみに、収入面はいかがでしたか?
前職より約80万円上がって年収300万円台から400万円台になりました。営業から未経験でIT業界へ行ったときにガクッと下がりましたが、その後転職する度に年収が上がってITで勤めた中では最高です。
――今回仕事しながらの転職活動でしたが、入社前にゆっくり休む時間はありましたか?
はい。有給休暇の消化で家族旅行をしました。4回転職しましたが、その度に親や祖母を連れて家族旅行を楽しんでいます。自分は転職の良さの1つに有給消化もあると思っていて。仕事人間の兄貴を見ていても思うのですが、有給の消化って人生の中でもなかなかできにくいことですよね。
ちょっと話は広がるのですが、2社目にめっちゃ仕事ができる営業の先輩がいて。10回くらい転職されていて「どうして辞めるんですか?」と聞いたら「売上1位になったから」と。その先輩は転職する度に有給消化でハワイやグアムなどで家族旅行を楽しんでいて「かっこいいな!」と憧れましたね(笑)。
私は1社で長く働くよりも転職でスキルをつけながら、様々な人と関わっていろんな会話を楽しめた方が、相対的に人生が豊かになると思っているんです。だから自分にとって転職はメリットしかないですね。
SREポジションを目指してもっと開発と運用を極めたい
――エンジニアとしての今後の目標はありますか?
まだ新米なのですが今のDevOpsで開発できる環境で、いろいろスキルを積んで多くの案件を経てもっと開発と運用を極めたいですね。そのうえでSREポジションで働くことが今の目標です。
――これまでの転職を振り返って、当時の自分にかけたい言葉はありますか?
実は転職の度に結構悩んでいたんですよね。警察試験に落ちて大学時代の同級生にも素直に会えないという苦悩があったり、IT業界に入ってからも仕事ができる上司にコテンパンに言われたりして不安や葛藤もありました。
ですが、思い切って転職したからこそ成長できたことは多いと思いますし、今はかつてないほど理想的と言える職場で仕事しているので「自分の思いのままに進めば、何とかなるよ!」と言ってあげたいですね。
――転職活動中の方に伝えたいメッセージがありましたらお願いします。
ネガティブにならないことですね。自分の経験上、ネガティブになるとあんまりいい環境が寄ってこない(笑)。営業経験でいろいろな人を見てきましたが、出世していく方々って皆さん前向きなんですよね。転職活動って気持ちの持ち方が大切になってくると思うので、なるべく前向きに明るくしていた方がいいことが起こりやすいのかなと思います。
また、エージェント選びは人がポイントかなと。多くのエージェントを吟味してきましたが大量に求人情報だけを送ってくるエージェントも多かったので。キッカケエージェントはキャリアアドバイザーさんが転職活動中に寄り添ってくれて、何の支障もなく転職することができました。
機会があれば、現状からSREになるためにどんな経験や資格が必要になるのか?などキッカケエージェントに相談してみたいですね。
――本日はY.S.さんならではのお話をいろいろ聞かせていただきありがとうございました。今後のご活躍を願っています!
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