日本初の商用インターネットサービスプロバイダとして、日本のITインフラを支え続けてきた株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)。同社は今、労働人口減少という日本の社会課題に対し、「デジタルワークプレース」の提供を通じて生産性向上に挑んでいます。
今回は、約750名規模のエンジニア組織を統括し、年間数百ものプロジェクトを指揮する井本様にインタビューを行い、お話を伺いました。サービスプロバイダとSIer、双方の強みを持つIIJだからこそ得られるキャリアの醍醐味と、求めるエンジニア像について迫ります。
「プロバイダ」と「SI」の融合。顧客に選ばれるIIJ独自のビジネスモデル

まずは、井本様の現在の役割と管轄されている事業の概要についてお聞かせください。
井本: 私は現在、お客様の働き方やビジネス形態に合わせて、ネットワーク・セキュリティ・クラウドなどのITサービスを最適な形で利用できるよう、システム企画検討から設計構築、運用までを提供する部門を統括しています。組織規模としては約750名、年間で数百のプロジェクトが動いている状況です。また、並行して、ITサービスプロバイダとして社会課題を解決するためのサービス企画の立案・推進も担当しています。
事業内容として「サービスプロバイダ」と「サービスインテグレーション」の2つを挙げられていますが、具体的にはどのようなビジネスモデルなのでしょうか?
井本: IIJのビジネスは大きく2つの柱で構成されています。一つは、自社でプロダクトを設計・開発し、自社基盤上でサービス提供を行う「サービスプロバイダ事業」。もう一つは、IIJのサービスだけでなく、利用者にとって必要なITサービス全般をインテグレーションすることにより提供を行う「サービスインテグレーション事業」です。現在、国内外の約16,000社の企業や個人ユーザーに対して展開しています。
多くのクライアント様が他のSIerではなくIIJを選ぶ理由(強み)はどこにあるとお考えですか?
井本: 最大の強みは、「品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery)」と「柔軟性」を両立できる点にあります。
サービスプロバイダとしてシステムを標準化しているため、品質が安定しており、コストメリットや納期の短縮を提供できます。これに加え、お客様のニーズは多岐にわたるため、他社サービスを組み合わせたり、個別の運用業務を担うアウトソーシングの提供やシステム化計画の企画構想を行うコンサルティングサービスを提供したりと、インテグレーション事業としての「柔軟性」も持ち合わせています。これらを一社で提供できる点が、お客様に選んでいただいている理由だと認識しています。
「デジタルワークプレース」で日本の生産性を底上げする

具体的なプロジェクトや、組織としてのミッションについてお聞かせください。
井本: 私たちのミッションは、国内労働人口減少・人材競争力低下等による生産力低下という日本の社会課題に対し、主要戦略の一つである「デジタルワークプレース(DWP)」を通じて解決策を提供することです。また、ITサービスインテグレーションを通じて、社会課題を解決する多数のソリューション商材を創出・提供する、市場の代表的な存在であり続けることを目指しています。
具体的には、以前からデジタル技術を最大限活用して取り組んできた「あらゆる場所・時間・デバイスから仕事ができる環境」を実現する「デジタルワークプレース」に加え、DXの流れを踏まえた業務システムの「クラウドシフト」を加速させるため、企業の情報システムのネットワークやセキュリティ見直し支援をしてきました。
プロジェクトの規模感や特徴はいかがでしょうか?
井本: ネットワーク、セキュリティ、SaaSを含むクラウド等で構成されるインフラ環境全般をインテグレーションするプロジェクトが多く、規模感は利用者数百名から数万人規模までと幅広いです。また、国内のお客様の海外現地法人もターゲットとなります。
さらに、ネットワークを強みとしていることから、ISPをはじめとする事業者様のバックボーンネットワークを構築・運用する案件が多いのも、IIJならではの特徴となります。
求めるのは「技術で社会を変えたい」という意志。若手が躍動する現場のリアル

エンジニアに求めるスキルや経験について教えてください。
井本: 何より「IT技術に興味があり、それを通じて社会を変えていきたい」という想いを持つ人に集まってほしいと考えています。
職種別に見ると、「プロジェクトマネージャー(PM)」に関しては、インフラ領域における要件定義・設計・構築といった上流工程の実務経験は予め経験しておいていただきたいところです。お客様はIIJのPMに対して「技術に詳しいこと」を期待しているからです。一方で、PM自体の経験は、経験値としてなくても部門内のOJTで育成プログラムを持っているため、事前の経験としてはマストとしていません。
「システムエンジニア」については、ネットワーク・セキュリティ・クラウドなど幅広い経験すべてをマストとはしておらず、最低限1つの領域に関する設計~構築または運用経験を予め経験しておいていただきたいところです。狭い領域であっても、お客様システムを導入する上で一連のプロセスを経験していただくことによって、IIJが求める期待値・今後の領域拡大に対して自信を持って臨んでいただける可能性が高いと考えています。
現場ではどのようなエンジニアが活躍されていますか?
井本: どの世代も「自主性」がある人は活躍しているなという印象です。自身の任せられている範囲に対して積極的に物事を推進していくだけでなく、周囲メンバーが抱える課題などを自分事として捉え、一緒になって解決に向けて進めていける人は短期間で多くの経験をすることができ、多くを任され、結果として短期間で経験値を上げられるサイクルができているなと。
「若いうちから大きな仕事を任される」とよく耳にしますが、実際はいかがでしょうか?
井本: その通りです。実際、20代中盤・経験2〜3年のメンバーでも、5名程度のプロジェクトのマネージャーを任せているケースは多いです。同様に、システムエンジニアでも、担当領域数名で構成されるチームのリーダーを任せています。もちろん丸投げではなく、上位者が伴走・フォローする体制があるため、無理なく実現できている状況となります。
大手SIerと比較した際のIIJで働くメリットを教えてください。
井本: やはり「サービスプロバイダ事業」と「サービスインテグレーション事業」の両方の経験ができるという点にあり、お客様が求める価値に対して、柔軟性を持ちながら提供できる立場にある点は優位性が強いと考えています。また、大手SIerさんでは1つのお客様・1つのプロジェクトを任されるケースが多いですが、IIJの場合、プロジェクトの規模にもよりますが、複数のお客様・プロジェクトを短期間で経験していただく機会を創出できていることが多いのも特徴となります。
中長期的には、担当領域に関するスキルアップを実現する環境を用意しているので、それに満足することなく「次はこれをやりたい・やるべきだ」という志向を常に持っていただきたいなと。
社会課題に挑むための「持続可能な働き方」とは

エンジニアの働き方や残業時間についてお聞かせください。
井本: プロジェクトの状況により流動的ではありますが、休息や休暇は本人が遠慮することなく取得できる環境です。残業時間は、2021年度から年々減少傾向で2024年度には24.8時間となります。その他の詳細はこちらをご覧ください。
また、リモートワークもコロナ禍以前より全社導入しており、育児・介護などの家庭の状況や業務都合に合わせて柔軟に適用しています。一方で、対面でのコミュニケーションも重要視しており、バランス感を持っている職場環境だと思っています。
選考フローや期間について教えてください。
井本: 選考フローについてはこちらに記載しており、流れについては一般的なもので、ご内定までの期間は約1か月となります。エントリーいただいた後に人事・担当部署にて書類選考にお進みいただき、適性検査や一次面接を経て最後に最終面接といった流れです。
私は最終面接を担当していますので、本記事をご覧になられた方とお会いできることを楽しみにしております。
最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
井本: これからの日本の社会は、労働人口が減少していくことがほぼ確実であるため、あらゆる産業において、今まで以上に生産性を追求していくことが求められます。これに必要となるネットワーク、セキュリティ、業務環境の実現に向けて、常に試行錯誤を重ねていく必要があります。
流行りのテクノロジーを使いこなすことで「詳しい」を追求することも重要となりますが、それに加え、社会課題を解決するために「何か必要とされるか」「それをどのように実現するか」を一緒に考え、お客様に最新・最適なITサービスを提供できる市場の代表的な存在であり続けることを目指しています。多くの方に応募いただけると嬉しく思います。
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