より「ビジネス」に貢献するため、SIerからコンサル会社へ
――まずは簡単に自己紹介と転職経歴をお願いします。
Y.M.と申します。年齢は36歳です。家族構成は妻と小さな子どもがいます。
転職経歴は、新卒でシステムエンジニアとして大手SIerに入社し7年間勤めた後、コンサル会社に転職してITコンサルタントとして約8年間勤務。直近の転職活動で内定をいただいた大手事業会社に2025年11月から転職する予定です。
――ありがとうございます。最初の転職を考えるようになった経緯を教えていただけますか?
1社目では、ITベンダーとして主に下流から上流への繋ぎをしていました。実際に手を動かすだけでなく、カスタマーSEとしてプラットフォームの基本設計を行ってお客様の業務の課題解決をしつつ、現場に落とし込むところまでを担当しました。
ITを活用し業務改革を推進するようなプロジェクトをリーダーポジションで回せるようになっていましたが「よりお客様のビジネスに貢献することに納得感を得たい」と思ったときに「この会社でキャリアを積んでも、たどり着くのは難しい」と感じました。
ちょうど同じ時期に身近な同僚が転職したことで、初めて転職という選択肢が自分の中でリアルになったのです。
――初めての転職活動はスムーズにいきましたか?
まずは大手の転職エージェントに登録して転職活動してみたのですが「ただ単に高い給与の会社に入社させたいのかな」と感じまして…(苦笑)。結局、同僚の転職先が私の不満を解消できるコンサル会社だったため、リファラル(社員紹介)で転職しました。
キャリアアップと子育てしやすい環境を求めて転職を決意!
――2社目となるコンサル会社に転職されていかがでしたか?
キャリアとして「より上位に行けるか」を期待して入社しましたが、実現できたのは半分くらい。やりたかったことのいくつかは叶いましたが、すべてではありませんでした。
ただ一方で、コンサル業界特有のセキュリティや契約上の制約により、担当する範囲が限定的で、提案した戦略がその後どう実行され、どんな成果につながったのかが見えづらいという課題もありました。
結果として、「よりビジネスに深く関わって価値を出したい」という自分の思いとの間にギャップを感じるようになりました。
――そうでしたか。2社目で得たスキルとしてはどのようなものがありましたか?
汎用的なスキルとしては、ロジカルに情報を整理し、相手の立場に立って分かりやすく説明する力が、一番身についたと感じています。
コアスキルとしては、様々な業務領域を踏まえた上でデータを使う人のことも考えた「データ設計」をする力や「データマネジメント」ができるようになったことです。
――今回の転職理由を教えていただけますか?
2つあり、1つは「キャリア」の面です。基幹業務システムのリプレースをメインにしていましたが「データマネジメントを極めたい」と思いながらも難しい環境でした。そこで、データマネジメントを軸に据えたキャリアを築くため、これまでの経験とのギャップを埋めていける環境を探したいと思いました。
もう1つは「ワークライフバランス」です。結婚して子どもが生まれるというライフイベントがあったのですが、出社回帰で現場に行く傾向が強くなり「今日は早く帰ります」とはなかなか言いにくい状況で…。
リモートワークや育児休暇といった制度がきちんと活用できて、子育てとの両立が現実的にできる職場を求めるようになったんです。「ここで手を打たないと、子育てに困ることになっちゃうよ」と妻にも納得してもらって転職に踏み切りました。
そうした大変な時期に転職活動を始めましたが、子どもは向き合っていて楽しいですね。
――父親として子育ても重視された転職、共感する方も多いと思います。ちなみに職場の方は育児に積極的でしたか?
仕事優先の方が多すぎるほど多かったですね(笑)。
私は、情報収集が趣味で、日頃からYouTubeを見たり様々な分野の本を読んだりしていたため、プライベートに対しても自然と柔軟な価値観が持てたのかもしれません。子育てを頑張っているという感覚はなく「夫婦は対等」というイメージですね。
また、コンサルという仕事柄、長期的な視点で物事を考えるのですが「今、死ぬほど働いても長いスパンで見た時に自分のプラスになるのかな。今うまく仕事を調整できれば、いかようにもなるのでは」と考えたのです。
「社内エンジニア転職に強い」キッカケエージェントと転職活動
――今回どのように「キッカケエージェント」を選んでいただいたのでしょうか?
転職先としては「事業会社に行きたい」と思っていたんです。これまでのコンサルティングの経験を活かしながら、社内エンジニアとしてのポジションを目指していました。
前回の転職活動で、対応が機械的に感じた大手の転職エージェントは今回避けたかったので、ネットで検索して見つけたブログで「キッカケエージェントは社内エンジニア転職に強い」と知り、選ばせていただきました。
――ありがとうございます。キッカケエージェントを使って役に立ったサービスはありましたか?
キャリアアドバイザーとの「定期面談」です。一貫して自分のことを見てくれる人と密にコミュニケーションを取れたことは転職活動を進める上で大きかったですね。
特にディスカッションしながら「転職軸」を考えられたことが良かったです。業務についてだけでなくワークライフバランスなど「他の転職者が検討している観点」も教えてもらえたので、気づきも多く転職軸の解像度が上がりました。
週1の定期面談はキャリアの棚卸しや志望動機の整理にも有用でした。やりとりを重ねて軌道修正しながらドンピシャな企業選定の提案もしていただけました。
「子育て支援制度」が充実している会社なのかもリサーチしてもらえて助かりましたね。自分で探すとなるとハードルが高く時間もかかりますし、1人で悶々と考えていても難しかったと思います。
――「面接対策」はいかがでしたか?
面接対策としては「どんなことを面接で聞かれるのか?」を教えていただいて。求められることが会社ごとに異なるのですが、それぞれの方向性を把握することができました。そうした面接対策も功を奏して、面接では100%の通過率でした。
転職軸に合致した内定先4社から「条件のよい事業会社」を選ぶ
――素晴らしい通過率ですね!今回の転職先の企業を選んだ決め手は?
内定をいただいた4社はいずれも転職軸と合致していて、やりたい仕事ができる会社でした。
なかでも入社予定の金融系事業会社は、私が極めていきたいデータマネジメントのスキルを求めている企業だったんです。しかも給与条件がよく業界としても将来性があり安定していると考えて決めました。
必須だった「子育て支援制度」についても、面接でちゃんと社員に活用されていることを確認できました。
――転職先は誰もが知るような大手企業ですね。納得のいく結果だったのでは?
はい。自分のスキルや経験を評価してくれる企業に出会えて「条件を選べる状態になった」ということも嬉しかったですね。
1社目でアプリとプラットフォーム両方の工程を一通りできたこと。2社目で「データマネジメント」というコアなコンサルティング領域を作り、業務部門と一緒に活動して成果を挙げたことなど、積み上げてきた経験が、転職という結果を通じて確かな価値として証明された感覚がありました。
――ちなみに1社目のSIerも大手でしたが、利点に思うことはありましたか?
大手企業は、DX推進のプロセスが体系的に整っていることが多く、開発・設計・テストといった一連の流れを、業界標準に沿った形でしっかりと学ぶことができました。独自のやり方に偏らず、「システムの開発設計テストってこうするべきだよね」というスタンダードな「べき論」を学べたのは、大手企業にいたからこそと感じています。
――よろしければ、SIerでリーダー経験を積んだ後にコンサル会社で仕事されたご経験から、ITエンジニアの方々に何かアドバイスをいただけますか?
ちょっと偉そうですが「自分が作りたいものではなく、お客様の作りたいものを作れ」ということですね。自分自身がいろいろ痛い目を見たから言えることですが(笑)。
リーダー論としては「いいものを作りたいなら、まずお客様のビジネスに興味を持ちましょう」でしょうか。
実際のシステム構築のプロセスではお客様のご要望をいただいてから作るのですが、実はお客様自身も、どうしたいのか正確に捉えられていないことも多い。だからこそ、お客様の業務をちゃんと知った上で期待を超えるシステムを構築することが、課題解決する上で大切だと思います。
「なぜ」を繰り返して自問し続けたことが転職成功の鍵に
――転職活動を振り返って最も大変だったことは?
自分の転職で実現したいことを明確にしつつ、かつ実際に転職できる企業の候補を探すことを同時に行うことが大変でした。
――どのようにしてその困難を乗り越えましたか?
先ほどもお話したようにキッカケエージェントに要望を伝えると、きちんと受け止めていただき、精度の高い企業選定をしていただけました。また、自分でも徹底的に「なぜ」を繰り返して、転職で実現したいことを見極めました。
自分を客観視せずに表面的な感情で選ぶと失敗してしまうので、「なぜワークライフバランスや子育てを重視したいのか?」「なぜコンサル会社ではなく事業会社がいいのか?」と、どれだけ自問しても答えが変わらないところまで突き詰めましたね。
結果論ですが「自分が会社に何を提供できるか」をいかにイメージできて、それを伝えられるかが重要だったかなと感じます。正直、自分が期待していたような会社に受かるとは思っていませんでしたが、ITとコンサルティング、両方を経験したからこそ辿り着けたのだと思います。
目標はITやデータマネジメントの強みを持つ業務部門の管理職
――入社までどのように過ごされていますか?
今は在籍している2社目でシニアコンサルタントとしてやり残した仕事をやっています。
コンサル業界ということもあって、過去に在籍していた会社がいつビジネスパートナーになるか分からないですし、転職先としても「前職できちんと引き継ぎできている人材が欲しい」ということなので引き継ぎは大事ですね。
有給休暇期間は、家族で温泉など旅行をして、ゆっくり英気を養ってから新しい職場での勤務をスタートしたいと思っています。
――入社後にチャレンジしたいことや目標がありましたら教えてください。
目標は業務系部門の管理職になっていきたいと思っています。今まではあくまでサポーター的な役割だったのですが、事業会社への転職を通して「特定業務のプロフェッショナルです」と言えるようになりたいですね。
1年2年ではできないことなので、当面はデータマネジメントのスキルを強みにしながら「管理職だけどITにも精通しているよね」となるよう逆転させていきたいです。
今は子どもが小さいので、仕事面の負荷を抑えて子育てをもしつつ、新しい業務もしっかり取り組もうと思っています。その辺りは会社に理解いただいており、上長含め一緒に仕事をする方々の人柄も分かっていますので「不安がない」という感じですね。
――Y.M.さんにとって「転職」とは?
「自分の価値をより強める最高の機会」ですね。
――最後に転職を考えるITエンジニアの方にメッセージがあればお願いします。
特に「まだ転職軸が決まっていないかも」という方には、キッカケエージェントはかなり良いかと思います。大手転職エージェントと比べても圧倒的にサポートが手厚いし、企業選定の精度も高い。志望動機も一緒になって整理してくれますよ。
キッカケエージェントと出会えて本当に良かったです。大変お世話になりました!
――Y.M.さんならではの貴重なお話やメッセージをお聞かせいただき、ありがとうございました!これからのストーリーも楽しみに、益々のご活躍を願っています!
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