1970年の創業以来、50年以上の歴史を重ね、特定の製品やメーカーに縛られない「ITコンシェルジュ」として顧客の課題に向き合い続けてきた株式会社ユー・エス・イー(以下、ユー・エス・イー)。官公庁の直請け案件をはじめ社会インフラを支えるシステム構築を手掛け、マルチベンダーとして最適な技術提案を貫く同社で、エンジニアが自らの価値を発揮し、本質的な成長を遂げられる理由とは?
今回は、執行役員 DX事業戦略本部の稲益様と採用担当の川手様にインタビューし、特定の製品に縛られない自由な提案の面白さや、「なぜ」を語れる人間性と行動力を尊重する選考・評価制度、約1年かけるOJTでじっくり伴走する手厚い育成体制、そして「人への投資」を惜しまない組織風土について詳しく伺いました。
部署を超えた横のつながりや役員との近い距離感のもと、安心して上流工程へ挑戦できる環境と、その先に描けるキャリアに迫ります。
50年超の歴史と信頼。独立系SIerが追求する「顧客主体の提案」
ユー・エス・イーの事業内容と沿革をお聞かせください。
稲益様:当社は1970年に創業し、50年以上の歴史と実績を積み重ねてきた独立系SIerです。全国に拠点を展開し、900名を超える社員と共に売上高152億円規模の安定した経営基盤を確立しています。事業の軸となるのは「クラウドサービス」「ERP」「SI」「システム運用」の4事業です。
特定のメーカーや自社プロダクトに縛られない独立系の強みを生かし、SalesforceやAWSをはじめとする市場価値の高いクラウド技術を柔軟に組み合わせ、企画提案から開発、維持保守まで一貫してサポートを行っています。民間企業のほか、デジタル庁や厚生労働省などの公共案件まで直接入札で受注し、確かな技術と提案力でお客様のDX実現に伴走し続けています。
ユー・エス・イーならではの強みを教えてください。
稲益様:当社の強みのひとつとして、2011年頃から参入した中央省庁の直接入札案件において、参入障壁が高いとされる公共領域で長年確かな実績と信頼を積み重ねてきた点が挙げられます。特に官公庁向けの「電子申請」分野では業界トップクラスのノウハウを保有しており、とある省庁では2,000件を超える複雑な行政手続きを1つの共通電子システムへ集約させた実績もあります。
当社は提示された仕様書通りに構築して納品することはありません。ITのプロではないお客様の業務課題にどこよりも深く入り込み、最上流の要件定義から共に対話を重ねて最適解を作り上げる。この「提案力と伴走体制」こそが、当社の真の強みであると自負しています。
今後、力を入れていきたい事業領域はどのような領域でしょうか。
稲益様:特に注力しているのは公共領域における「ガバメントクラウド」環境へのシステム構築と「AI活用」の推進です。官公庁の行政手続きをクラウド上で安全に運用する支援に加え、生成AIを業務プロセスに組み込むことで現場の手続きをよりスムーズにする支援を強化しています。
同時に社内でも「AI駆動開発」を取り入れ、開発プロセスの効率化と高度化に取り組んでいます。変化の速い最新技術を積極的にキャッチアップし、実際の現場やサービスへ還元できるエンジニアの挑戦を会社として後押ししていきます。
最新テクノロジーを強みとしながら社会インフラの発展を支え、未来の当たり前を創る挑戦をさらに加速させていきます。
選考でも人事評価でも「なぜ」を語れる人間性と行動プロセスを重視
具体的な選考フローを教えてください。
川手様:選考はまず私が担当する書類選考から始まります。経験や条件面の基本的な確認を行い、書類選考に通過した方を各事業部や統括へつなぎます。その後、事業部長や統括部長などの現場責任者が面接を行います。スキルの確認にとどまらず、これまでの経験において自らどのように考えて行動してきたかといった人物像を丁寧にお伺いしています。
面接に合格された後は、人事による条件面談へと進みます。提示する労働条件や評価制度、手当について細かくご説明し、双方の疑問や認識のズレを解消したうえで入社を決定していただいています。技術面でのマッチングだけでなく、お互いが安心して一緒に働ける関係性を構築することを大切にしています。
面接で特に重視しているポイントはありますか。
稲益様:面接で重視しているのは、これまでの仕事に対して「なぜそうしたのか」という自発的な思考プロセスを自分の言葉で語れるかです。また、わからないことを素直にわからないと言える柔軟さも見ています。
特定技術の経験は必須ではなく、一通りの開発経験があれば入社後にキャッチアップできるからです。技術力と提案力のバランスを5対5と捉え、主体性と人間性を重視しています。
当社では特定の技術スキルだけで合否を判断することはありません。これからの時代に求められるのは、お客様やチームと真摯に向き合えるヒューマンスキルです。そのため面接では、これまでの失敗や課題に対して自らどのように乗り越えてきたかといった再現性のある行動力を確かめています。
入社後の評価制度の仕組みを教えてください。
川手様:当社ではMBO(目標管理制度)を導入しており、毎月上司と1on1面談を実施しています。進捗や課題を毎月すり合わせることで、目標達成に向けて着実にサポートします。また、年に1度コミュニケーションや問題解決力などの「コアスキル」を評価し、基本給へ反映させています。2000年から年功序列を排し、再現性のある成果行動(コンピテンシー)や人間性を正当に評価する仕組みを確立しています。
稲益様:評価が高いエンジニアに共通しているのは、指示された通りに作るだけでなく「なぜそのシステムが必要なのか」を理解して動ける点です。さらに、チームを育てる意識を持つ方や、AI駆動開発などの新しい領域に挑戦できる方が高く評価されています。

ITのプロではない顧客の想いを言語化し、共に創り上げる力
ユー・エス・イーが求めるエンジニア像を教えてください。
稲益様:当社が求めているのは、ITの専門家ではないお客様の目線に立ち、難しいIT用語を使わずにわかりやすい言葉で対話ができるエンジニアです。お客様の頭の中にある「こういうことを実現したい」という抽象的な想いや困りごとを丁寧に汲み取り、背景にある真の課題を一緒になって言語化し、形にしていける姿勢を重視しています。
また、新しい技術や未知の領域に対して好奇心を持ち、チームで楽しみながら挑戦できるマインドも大切にしています。最初からすべての知識を備えている必要はありません。周囲と協力しながら知識を吸収し、「システムを通じて社会や人々の役に立ちたい」という想いを持った方に、ぜひ仲間になっていただきたいですね。
活躍しているメンバーには、どのようなバックグラウンドの方が多いでしょうか。
稲益様:中途入社で活躍しているメンバーのバックグラウンドは多岐にわたります。独立系やメーカー系のSIer出身者はもちろん、Web系企業やインフラ構築を中心に手掛けてきた方などさまざまです。
共通しているのは、前職で「開発工程の一部しか担当できない」「顧客の顔が見えない環境で言われた通り作るだけの業務に不満があった」という明確な課題感を持って転職してきた点です。
上流工程へ挑戦したいという強い意欲や、特定の製品に縛られずにお客様の成果へ直接貢献したい想いを持った方が集まっています。
エンジニアにとって、ユー・エス・イーで働く魅力は何ですか。
稲益様:一番の魅力は、最上流の要件定義から入り込み、お客様の課題解決に直接携われる点です。手掛けたシステムがデジタル庁や厚生労働省などの行政手続きを支え、多くの国民の生活に役立っている確かな実感を味わえます。特定製品の販売目的ではなく、純粋にお客様の成果のために技術を発揮できる環境が、エンジニアとしての本質的な手応えにつながります。
川手様:エンジニア一人ひとりの挑戦と成長を会社全体で後押しする温かい風土も大きな魅力です。不安や疑問をすぐに解消できる毎月の1on1面談や、約1年かけた手厚いフォロー体制が整っているため、経験の少ない領域や上流工程であっても安心して新しいステップへ挑戦できます。
約1年のOJTでしっかり伴走。未経験の分野へも安心して挑める環境
入社後の基本的な働き方や業務スタイルを教えてください。
稲益様:配属先のプロジェクトや担当業務によって異なりますが、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方が基本スタイルです。特に公共領域やガバメントクラウド案件などではチーム単位でアサインされ、メンバー同士で緊密にコミュニケーションを取りながら業務を進めていきます。協力会社の方々も含めてワンチームで動く文化が根づいており、一人で課題を抱え込むことはありません。
日常の業務スタイルとしては、黙々とシステム構築やプログラミングを進めるだけではなく、お客様やチームメンバーとの丁寧な対話を何より大切にしています。お互いの状況や進捗をこまめに共有し合い、困ったことがあればすぐに周囲へ相談して早期解決へつなげられる、オープンで協力的な環境が整っています。
OJTや研修など、オンボーディング体制についてお聞かせください。
稲益様:中途入社であっても「いきなり一人で現場に任せる」ということはありません。約1年間は先輩社員がOJT担当としてしっかりと伴走し、実務の流れやお客様への対応方法を基礎から丁寧にレクチャーします。また、毎月実施する1on1面談に加えて、レベル別の「ワークショップ研修」を用意し、フォロー体制を万全に整えています。
川手様:ワークショップ研修では、部署や役職の垣根を超えて全社からメンバーが集まり、グループワークやディスカッションを行います。日頃の現場業務から離れて仲間と交流し、多角的な視点やヒューマンスキルを磨ける貴重な機会となっており、中途社員の早期立ち上がりと成長を会社全体で手厚くサポートしています。
現場のプロジェクトにおける、エンジニアとしての裁量はどのようなものでしょうか。
稲益様:当社は独立系SIerだからこそ、開発手法や利用するツール、具体的なシステム構成の選定において、現場のエンジニアに大きな裁量が委ねられています。特定の製品に縛られる制約がないため、目の前のお客様にとって「何がベストな解決策か」を自分たちで深く考え、最適なソリューションを主体的に提案していける面白さと手応えがあります。
また、年齢や中途入社時期に関わらず、本人の意欲次第で新しい役割や上流工程へどんどんチャレンジできるオープンな風土があります。AI駆動開発といった先進的な取り組みにも現場主導で柔軟に挑戦でき、自らのアイデアや検証結果を実際のプロジェクトへ反映させながら、エンジニアとして確実にステップアップできます。
人への投資を惜しまない会社で、社会に誇れるエンジニアを目指す
ユー・エス・イーで描けるエンジニアのキャリアパスを教えてください。
稲益様:当社では、すべてのエンジニアが管理職を目指す必要はありません。現場で技術を極めたい方向けの「専門技術職」と、チームや組織をまとめる「ライン管理職」から選べる複線型人事制度を用意しています。最上流の要件定義から携わるPMを目指すことも、技師や主任技師といった技術のエキスパートを目指すことも可能です。
川手様:毎月の1on1やMBO面談を通じて「今後どのようなキャリアを築きたいか」を上司と定期的にすり合わせる文化があります。本人の適性や挑戦したい想いに合わせて柔軟にキャリアを描けるため、自分の目指すエンジニア像に向かって無理なくステップアップしていける環境が整っています。
資格取得支援など、人への投資に関する具体的な取り組みをお聞かせください。
川手様:当社は「人への投資」を何より大切にしており、エンジニアのスキルアップを費用面と環境面から強力にバックアップしています。
例えば、AWSやSalesforceなどのベンダー資格をはじめ、国家資格の取得に向けた受験料の補助や、合格時の手当支給制度を充実させています。自発的に学ぶ意欲を持つ社員を会社として惜しみなく支援する体制です。
稲益様:資格取得にとどまらず、社内勉強会などの学習機会を数多く設けています。新しい技術のキャッチアップや実務への応用を推奨しており、失敗を恐れずに挑戦できる環境を用意することで、社員一人ひとりの成長を会社全体で後押ししています。
応募を検討している読者へメッセージをお願いします。
稲益様:指示された通りに作る開発から脱却し、「お客様の課題を直接解決したい」「上流工程からプロジェクトを引っ張りたい」という想いをお持ちの方には、最高の環境が整っています。特定の製品に縛られない独立系だからこそ、真に顧客のためになる提案へ果敢に挑戦できます。自分の手で社会インフラを動かす手応えを、ぜひ当社で味わってください。
川手様:当社は社員一人ひとりの人柄や挑戦する意欲を何よりも重視し、温かく迎える文化があります。最初は不安なことや未経験の領域があっても、1年間のOJTや1on1を通じて周りの先輩がしっかり寄り添いサポートします。確かな成長と働きやすさが両立する環境で、皆様とお会いできることを心より楽しみにしています。
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