エンジニアがキャリアの棚卸しをする必要性とやり方

エンジニアがキャリアの棚卸しをする必要性とやり方

2025.06.16

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転職活動において大切なのは志望企業について知ることだけでなく、自分の強みを見つめ、転職によって実現したい目標を明確にすることです。その点で今までのキャリアの「棚卸し」は非常に重要です。

ここでは、そもそもキャリアの棚卸しとは何か、転職を考えるエンジニアにとってキャリアの棚卸しが重要な理由や方法について解説します。また、キャリアの棚卸しをする上で転職エージェントの活用が効果的な理由も説明します。

エンジニアの転職を支援する「キッカケエージェント」では、無料のキャリア相談を実施中です。キャリアの棚卸しについてプロに相談したい方はお気軽にご相談ください。

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キャリアの棚卸しとは?

一般的に「キャリアの棚卸し」とは、これまで自分が積み上げてきたスキルや経験がどのくらいのレベルで、企業に対してどのような価値を提供できるのか洗い出す作業といわれています。

エンジニアの場合、年齢が30歳に近づいてくると、単純に手を動かすだけでなくマネジメントスキルも求められます。その時に必要なスキルが身に付いていないと、転職の選択肢が狭まってしまうでしょう。

そのため、できれば25歳くらいまでにはキャリアの方向性をあらためて考えてみることが大切です。その上で必要なのが、自分の客観的な立ち位置を確認するキャリアの棚卸しです。

正しい方向性で適切な努力をするためには、すぐに転職するかどうかは別にして、棚卸しにより「今の自分のスキルがどのように評価されるか」「どのような企業への転職が可能なのか」把握しておくと良いでしょう。

できれば、3か月~半年に1回、忙しくても1年に1回は定期的に棚卸しすることをおすすめします。転職を検討していないとしても、棚卸しによって自分の立ち位置を適宜把握することは、キャリアを構築していく上で非常に重要です。

自己分析との違い

キャリアの棚卸しと混同されやすいものに自己分析がありますが、キャリアの棚卸しは自己分析の一部といって良いでしょう。キャリアの棚卸しをすることで、自分の強みや目指すべき目標を明確化できます。

キッカケエージェントでは、エンジニア向けに無料のキャリア相談を行っています。また、無料会員登録者には「キャリアの棚卸しチェックリスト」や、転職活動に役立つ「年収査定リスト」を配布中です。お気軽にお問い合わせください。

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キャリアの棚卸しが重要な理由

ここでは、転職を考えているエンジニアにとってキャリアの棚卸しが重要な7つの理由について、それぞれ解説します。

①無駄な努力を避けられる

適切なタイミングでキャリアの棚卸しをしておかないと、無駄な努力を続けてしまうことになりかねません。

エンジニアとして達成したいことや夢がある場合、キャリアの棚卸しをすることで自分の現在地を確認できます。キャリアの棚卸しをした上で転職エージェントなどに相談すれば、夢や目標を達成するための近道を教えてくれるため、効率的な努力を重ねられるでしょう。

②自分の市場価値に気付ける

自分が持っているスキルや経験、在籍してきた会社について十分把握することで転職市場における価値がわかると、選択肢が確実に広がります。

その結果、自分が思っていたよりも市場価値が高いことに気付く場合がありますが、逆に想定より評価が低いケースもあります。仮にそうだとしても、自分の感覚と市場価値の乖離に早めに気付けば、対策を立てやすいでしょう。

例えば、新卒でSIerに入社して10年近くかけ、COBOLの実装まで経験してきたとしましょう。確かに、社内やクライアントとの関係においては必要とされてきたスキルかもしれません。

しかし市場価値という観点から見たときに、30代で習得したスキルがCOBOLだけであれば、残念ながら汎用的なスキルが身に付いているといえません。適切なタイミングでキャリアの棚卸しをしないと、気づいた時には手遅れになってしまう恐れがあります。

③自分の弱みがわかる

自分の強みや弱みは、客観的な観点から見ないとわからないものです。また、かつて自分が強みだと思っていたことも、時間の経過とともに弱みになるケースもあります。

例えば、前述したように新卒から長く同じ領域で経験を積んできたため、社内では積み上げてきたスキルが強みだと思っていても、実際に市場ではあまり必要とされない場合があります。

特にIT業界のトレンドの変化はスピードが速く、定期的なキャリアの棚卸しが必須です。キャリアの棚卸しの結果、早い段階で自分の弱みがわかれば対策しやすくなります。

④転職のミスマッチを避けられる

エンジニアとして目指すべきキャリアビジョンを達成するためには、そのためのキャリアプランが必要です。そして、転職活動はそのキャリアプランに沿って行うべきです。

もし明確なキャリアプランがなく、その時々で行き当たりばったりな転職を繰り返していると、後になって「自分には合わなかった」と後悔することになりかねません。

キャリアの棚卸しをすることで、具体的で明確なキャリアプランの作成が可能です。自分が目指すべき開発案件やポジション、企業の開発スタイルなどが明確であるため、転職のミスマッチを避けることに役立ちます。

⑤自分のキャリアの幅や選択肢を広げられる

定期的なキャリアの棚卸しをしておけば、今の自分の現状をより高い解像度で把握でき、キャリアの幅や選択肢を広げられます。エンジニアに限らず、自分のことはわかっているようで、意外にわかっていないということはよくあるでしょう。

例えば、すでに新卒で入社して10年程度の経験を積んでいるにもかかわらず、自己評価は入社して数年の状態のままで止まっていたり、持っているスキルや経験についても漠然と捉えるのみになっていたりすることがあります。

結果として「自分にはインフラ開発しかない」「いつかクラウドをやってみたいけど無理」などと、キャリアの幅や選択肢を狭めてしまいかねません。

一方で、転職エージェントなどのプロのサポートも借りながらキャリアの棚卸しをしたところ、想定以上に検討できる選択肢が広いことに気付き、驚くケースもあります。

⑥面接対策になる

面接は転職活動において重要度が高い工程ですが、事前にキャリアの棚卸しをしておくことで自分の強みを客観視でき、面接の質疑応答でも言語化しやすくなります。

例えば、棚卸しによって自分の持つスキルを洗い出せるだけでなく、過去のプロジェクトにおいてスキルを活用して、どのように取り組み、どのような結果を出したのかクリアになるでしょう。

中には記憶が曖昧な部分があっても、事前にキャリアの棚卸しで明確化しておけば、ストーリーとして話しやすくなります。自分の軸となるアピールポイントがあらためて見つかり、効果的な面接につなげられるでしょう。

⑦転職市場の変化に対応できる

転職市場は常に変化し、以前はそれほど採用に熱心ではなかった企業が一時的に積極採用に転じるケースがあります。エンジニアとして自分の立ち位置を逐一把握していなければ、変化についていけないでしょう。定期的に棚卸しをすることで、その流れにもスムーズに乗れるはずです。

キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を実施しています。キャリアの棚卸しについて、プロの観点からアドバイスします。すぐに転職を考えていない方も含め、お気軽にご相談ください

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こんな人はキャリアの棚卸しをすべき

キャリアの棚卸しは誰もがすべきですが、以下に挙げる3つのタイプに該当する方は特に考える必要があります。自分がいずれかに該当していないか分析してみてください。

受け身で仕事をしている人

誰も「自分が受け身で仕事をしている」とは考えないでしょう。しかし、開発をしながらもユーザのことを深く考えられていなかったり、プロジェクトを進める中でほかのチームのメンバーにまでなかなか気が回らなかったりする場合は、受け身で仕事をしてしまっているかもしれません。

その場合、自分のキャリアパスについても会社任せ、成り行き任せに陥っている恐れがあります。心当たりのある方は、ぜひ一度キャリアの棚卸しをしてみるのがおすすめです。

新卒入社で同じ会社で働いている人

新卒入社をした人のうち、43%が「その会社に入社したことを後悔している」という調査結果があります。この数字から見えるのは、企業側の新卒採用に対する「思惑」です。

例えば、中途採用のエンジニアにCOBOLを使った開発に携わってもらうのは難しいため、業界の内情をあまり知らない新卒に担当してもらおうと考える企業もあります。こうした汎用性が高くないスキルを長く担当し続け、30代半ばになったときにキャリアチェンジをしようとしても、すでに手遅れになりかねません。

しかし、業界の内情が存在するとしても、エンジニアは自らキャリアパスを選択できます。そのため、早い段階でキャリアの棚卸しをしてみることをおすすめします。

スキル・経験と待遇が見合っていない人

3年ほど同じ職場に勤務し、スキルや経験が身に付いているのに年収がそれほど上がらない場合も、そのまま放置せずに一度キャリアの棚卸しをすると良いでしょう。

スキルと経験、年収のバランスは企業によって異なるため一概にはいえませんが、エンジニアとしてある程度活躍できているのであれば、年に30~50万円程度上がるのが理想です。

どれだけ頑張っても1年で給与が数千円から数万円しか上がらないようであれば、業界の情報に精通している転職エージェントに相談してみるのもひとつの方法です。

キッカケエージェントでは無料のキャリア相談を受け付けています。キャリアの棚卸しについて業界の内情に精通しているプロに一度ご相談ください。

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キャリアの棚卸しのやり方

キャリアの棚卸しは次の5つの手順で行いましょう。

  1. これまでの経歴を振り返る
  2. 一日の業務を書き出す
  3. 失敗を振り返る
  4. 今後も活かせるスキルや強みを考える
  5. 転職の軸を定める

各ステップについて解説します。

①これまでの経歴を振り返る

最初のステップはこれまでの経歴を振り返ることです。所属した企業や部署名、所属年数、担当したプロジェクト、その中でのポジション・役割を書き出しましょう。

この作業自体は、職務経歴書の職歴をまとめる作業に似ています。職務経歴書作成の際にもいえることですが、履歴書の職歴をまとめるように単に客観的事実を列挙するだけでなく「自分にとって誇れる成果」をピックアップします。

そして、その際に「直面した課題」「課題に対して行った施策」「得られた成果」という3つの視点で棚卸しをしましょう。また、できれば成果については数値を用いて伝えるのがベストです。

例えば、次のような形で経歴を書き出します。

株式会社キッカケソリューションズ(2019年4月~現在)
 職種:ソフトウェアエンジニア
 主な業務:ウェブアプリケーションの設計・開発、保守運用
  プロジェクト①:企業向けSaaSシステムのフルスタック開発
  ・使用技術:Python (Django), JavaScript (React), MySQL, AWS
  ・貢献内容:フロントエンドとバックエンドの連携設計を担当し、チーム内の効率向上を達成。 
        リリース後のエラー率を10%削減。
  ・学んだこと:大規模プロジェクトにおけるチーム間調整。
         マイクロサービスアーキテクチャの理解。
  プロジェクト②:モバイルアプリのAPI開発使用技術:Node.js, MongoDB, Docker
  ・貢献内容:モバイルアプリ向けのRESTful API設計と実装を担当し、APIの応答時間を20%短縮
  ・学んだこと:アジャイル開発プロセス、CI/CDパイプラインの構築

株式会社ABCD(2016年4月~2019年3月)
 職種:システムエンジニア主な業務:業務システムの設計・開発・運用
  ・プロジェクト:社内システムのリプレース
  ・使用技術:Java, Oracle DB, Linux
  ・貢献内容:古いシステムの移行プロジェクトを主導し、5か月のダウンタイムなしの移行に成功。
  ・学んだこと:大規模システム移行プロジェクトのリスク管理とコミュニケーションスキル。

②一日の業務を書き出す

棚卸しの際には、できるだけ業務内容やその時の課題などを具体的に書き出しましょう。おすすめの方法は、ステップ1で書き出した各職歴における出勤から退職までの一日の流れを書き出すことです。

それにより、自分がどのようなスキルやツールを日常的に使っているのか、取り組んでいる課題などが明らかになります。一日の業務を書き出すといっても、日記のように起きた出来事を書き連ねるわけではありません。ステップ1と同様に「課題」「取り組み方」「成果」などに着目しましょう。

キャリアの棚卸しで作成した資料は応募企業に提出するわけではないため、成果は成し遂げたことだけでなく、失敗したことを含めて構いません。例えば、以下のように書き出してみましょう。

③失敗を振り返る

これまでのステップにより、自分のキャリアを高い解像度で振り返れたはずです。職務経歴書では自らの失敗について書くことはあまりありませんが、キャリアの棚卸しでは失敗についても振り返ることで自分の弱みや不得意な領域も明らかになります。

その結果、自分の強みや得意分野も明確になり、面接の際に自信を持って伝えられるでしょう。

④今後も活かせるスキルや強みを考える

失敗も含めて自分のキャリアを俯瞰的に分析できた状態で、これから身に付けるべきスキルや、強みを活かすために身を置くべき環境などを考えます。志望企業が求めているのは応募者の経歴やスキルだけでなく、それらと強みを活かして今後も同じように活躍できるかという「再現性」です。

これまでのプロジェクトで成果を出していた場合は「以前出した成果は自分のスキルゆえか、メンバーに恵まれただけか」と正直に自問してみると、今後も活かせるスキルや強みが明確になるでしょう。

⑤転職の軸を定める

キャリアの棚卸しの最後のステップは「転職の軸」を定めることです。転職の軸が定まれば、職務経歴書や面接対策で自分がアピールすべきポイントが明確になります。

すでに自分の強み・弱み、得意・不得意な領域を深掘りして高い解像度で理解しているため、自信を持って転職活動を進められるでしょう。

自分だけで適切にキャリアの棚卸しができるか不安な方は、キッカケエージェントにご相談ください。無料キャリア相談のお申し込みはこちらから。

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キャリアの棚卸しのポイント

キャリアの棚卸しをする際は以下の3つのポイントに注意しましょう。

思いついたことをすべて書き出す

最初のポイントは、思いついたことをすべて書き出すことです。情報を取捨選択して優先順位を付けたくなるかもしれませんが、棚卸しは小さなことも含めてすべて書き出すことが大切です。それにより、今まで気付かなかった自分の強みも見えてくるでしょう。

実績だけでなく、取り組み方や意識についても棚卸しする

2つ目のポイントは、実績だけでなく当時の取り組み方や意識についても棚卸しすることです。特に、面接において採用担当者は「何を」したかだけでなく「なぜ」「どのように」したのかに注目します。

実績におけるプロセスを考えながら、自分の大切にしていることや価値観を深掘りし、言語化しておきましょう。

重要度やジャンルで整理する

3つ目のポイントは、重要度やジャンルで整理することです。最初のポイントでは思いついたことをすべて書き出しましたが、その情報を踏まえて整理しておくと、今後の自分のキャリアパスや方向性を分析しやすくなります。

キッカケエージェントでは、ポイントを押さえたキャリアの棚卸しをサポートします。プロに相談したい方はお気軽にご相談ください。

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キャリアの棚卸しを難しく感じる場合

いざキャリアの棚卸しをしようとしても、以下に該当する場合はキャリアの棚卸しを難しく感じるかもしれません。その場合の対処法も併せて解説します。

実績がない

キャリアや経験が浅い場合は、実績がないように感じるかもしれません。しかし、実績は数字で表せる成果だけではありません。課題に誠実に取り組んだ結果「上司やクライアントに褒められた・評価された」という事実も十分アピールポイントになります。

転職エージェントに相談する際も、応募者側で「自分には何の実績もない」と判断せずに、まずは小さいことも含めて思いつくまま棚卸しをしましょう。志望企業の傾向やニーズをよりわかっている転職エージェントが、情報の取捨選択をサポートしてくれます。

これまでの経歴が転職活動に結びつかない

棚卸しをすることで見えてきた自分の強みや得意分野が「志望企業とマッチしないのでは」と感じてしまうこともあるでしょう。棚卸しの結果、自分なりに見出した「軸」が、今後の転職活動にどのように活かせば良いかわからない場合は、キャリアの棚卸しのプロである転職エージェントに相談してみましょう。

キッカケエージェントはエンジニア転職のプロです。「これまでの経歴と転職活動をどう関連させるべきかわからない」と悩む方は以下からお気軽にご相談ください。無料会員登録はこちらから。会員には「キャリアの棚卸しチェックリスト」や、転職活動に役立つ「年収査定リスト」もプレゼントしています。

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キャリアの棚卸しが終わったらどうする?

キャリアの棚卸しが終われば、以下の3つの方法で今後の転職活動や自分のキャリアパスにつなげましょう。

応募書類に活かす

転職活動における応募書類には、履歴書と職務経歴書が含まれます。応募者のプロフィールとしての要素が強い履歴書に対して、職務経歴書は自分の強みやスキルをアピールするための書類です。そのため、キャリアの棚卸しで可視化できていれば、メリハリのある魅力的な職務経歴書が書けるでしょう。

面接対策に活かす

採用担当者が面接において重視するのは、応募者の取り組み方や考え方に対する「なぜ」「どのように」という視点です。上述したように、キャリアの棚卸しによって自分の実績を表面的に振り返るだけでなく、取り組み方やその動機について深掘りしておけば、相手の質問に対しても的確に回答できるでしょう。

資格取得につなげる

キャリアの棚卸しによって、自分が考えていたほど市場価値が高くないことに気づいたり、自らの弱みが判明したりすることがあります。多くの場合、そうした弱みは自分の努力次第で対処できます。そのひとつの方法が資格取得です。

自分の弱みと思えるスキルに対して学習する姿勢が身に付けば、トレンドの移り変わりの速いエンジニアの世界でも対応し続けられます。そのためにも、キャリアの棚卸しは半年に1回、理想としては3か月に1回は行いましょう。

キッカケエージェントでは、キャリアの棚卸しから職務経歴書の作成、面接対策まで幅広くサポートします。キャリアの棚卸しについてプロに相談したい方は、以下からお気軽にご相談ください。

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キャリアの棚卸しに転職エージェントを活用すべきなのはなぜ?

キャリアの棚卸しには、時間をかけて取り組む必要があります。ポイントを押さえながらすべて自分一人で行うのは並大抵ではありません。また、エンジニアとして毎日の業務に忙殺されていると、キャリアの棚卸しは後回しになりやすいでしょう。

そこで活用したいのが転職エージェントです。ここでは、キャリアの棚卸しに転職エージェントを活用すべき3つの理由について解説します。

近道を教えてくれる

1つ目の理由は転職エージェントが理想のキャリアパスを実現するための近道を教えてくれるからです。

転職に限らず、目的地へ向かう方法はいくつもあるため、経験がないとトライ&エラーを繰り返すことになります。転職の場合、タイミングや適切な年齢を逃してしまうと、目指すキャリアに到達するために時間がかかったり、場合によってはそのキャリア到達が不可能になったりする恐れがあるでしょう。

この点、転職エージェントは頻繁にさまざまなIT企業と関わる機会があり、各企業の課題や困りごと、転職ニーズに精通しています。応募者の希望するキャリアパスが実現できそうな企業を探し、マッチングしてくれるだけでなく、その前提となるキャリアの棚卸しも効率的にできるようにサポートを受けられます。

最新の情報を入手できる

2つ目の理由は、転職エージェントが最新の情報を持っているからです。

転職エージェントを活用しない場合、主な情報源はインターネットやSNS、転職情報誌になるでしょう。これらは常に新しい情報が得られるとは限りません。また不正確な情報もあれば、見方が偏ったものも含まれます。

しかし、転職エージェントは直接採用担当者から入手した、鮮度の高い情報を持っています。出所が不明なインターネットの情報よりも圧倒的に信頼できるでしょう。

客観的なアドバイスをもらえる

3つ目の理由は、客観的なアドバイスをもらえることです。一人でキャリアの棚卸しをしても、自分のことである以上、自分を客観的に分析することは困難です。また、転職市場の中で自分がどのような立ち位置にいるのか、どのような価値提供ができるか見極めることも難しいでしょう。

その点、転職エージェントは市場全体のトレンドを理解した上で、応募者のキャリア形成をサポートしてくれます。またキャリア形成の基礎となるキャリアの棚卸しをする上でも、客観的なアドバイスをもらえます。

キッカケエージェントでは無料会員登録者を対象にキャリア相談を実施中です。キャリアの棚卸しについてプロに相談し、理想のキャリアパスを目指したい方は以下からお気軽にご相談ください。

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まとめ

キャリアの棚卸しは理想のキャリアパスを実現する上で、誰もが取り組むべき重要なタスクです。キャリアの棚卸しをすることで、自分がどのように仕事をしていきたいのか、何を成し遂げたいのか考えるようになり、意識が大きく変化します。

本文では、主に転職を前提にしたキャリアの棚卸しについて解説しました。しかし、転職を希望するかどうかにかかわらず、キャリアの棚卸しは自己分析をする上で非常に有効です。

自分で始めるのも良いですが、行き詰まったり、棚卸しするものがないと感じたりするでしょう。また、自分の将来にどう活用すれば良いかわからないと悩む方もいます。

適切にキャリアの棚卸しをして今後に活かすためには、キッカケエージェントの無料相談をご利用ください。最新の情報に精通した経験豊富な専門コンサルタントが、プロの目線でサポートします。

キッカケエージェントでは、採用担当者のツボを押さえたアドバイスが可能です。キャリアの棚卸しをはじめとした転職活動の悩みをプロに相談したい方は、以下からお気軽にお問い合わせください。

また、無料会員登録により「キャリアの棚卸しチェックリスト」や、転職活動に役立つ「年収査定リスト」も配布しています。

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